...一棟になっているのだから...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...二萬の大軍に号令する武門の棟梁(とうりょう)の威風がない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...一棟(むね)の母屋(おもや)...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...高南病棟の上の谷間に男組は板を拾い藁(わら)を集めて仮小屋を造り...
永井隆 「長崎の鐘」
...見ていろ」八五郎は棟梁の家へ飛びます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...はるか向うの薄暗く木立の群がつたあたりにちらちらと見えがくれする病舎や病棟の燈(ひ)もぼんやりと光芒がただれて...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...新しい一棟の庭の樹々は一位(いちい)も松の木も...
室生犀星 「荻吹く歌」
...古梅庵にはべつ棟のはなれが三つあって...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...建物は母家と離れのかやぶきが二棟...
山本笑月 「明治世相百話」
...棟梁屋敷(とうりょうやしき)の石塀をこえて...
吉川英治 「江戸三国志」
...華雲殿の屋(や)の棟(むね)も動くかのような妖しい諸声(もろごえ)をここに揺り起した...
吉川英治 「私本太平記」
...四棟(むね)ノ御所に迎えて...
吉川英治 「私本太平記」
...世のかぜが酷(むご)いゆゑと鎌倉の烏(からす)は言ふよ烏に似たる天狗ども谷(やつ)の穴にや巣食ふらむ夜々七郷の空に出て華雲殿(げうんでん)の棟木(むなぎ)をゆすりわが枕べに笑ひどよめく……薙刀(なぎなた)の光芒を描きながら...
吉川英治 「私本太平記」
...ここへ来いといわれた棟梁どもでも...
吉川英治 「新書太閤記」
...供養塔の棟上げをした長者が必ず寺へ大金を納めたにちがいないから...
吉川英治 「親鸞」
...……ウム……」「あれだ! というと棟梁が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...きょうの棟上げの式は行われたわけである...
吉川英治 「源頼朝」
...彼方(あなた)の棟割牢(むねわりろう)の方へ走って行った東儀与力は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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