...やはり荊棘(いばら)の冠をかぶらせるのと同様...
芥川龍之介 「さまよえる猶太人」
...棘皮(きょくひ)動物等を説明された後で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...石の周囲には芒や荊棘(いばら)が繁っていた...
田中貢太郎 「岐阜提燈」
...土は爾の為に荊棘(いばら)と薊(あざみ)を生(しょう)ずべし...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...荊棘(いばら)はいよいよ深くてとても行かれる所でない...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...棘(とげ)のあるものの言ひやうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...節くれだつた木の杖で荊棘(いばら)のしげみを押し分けると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...死に至るまで実利主義のために進路の荊棘(けいきょく)を攘(はら)った...
穂積陳重 「法窓夜話」
...空気には凍ったような棘(とげ)が充満し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...顏付にも音聲にも棘(とげ)がなくつて...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...一方にはまた「棘(いばら)の中のギス」およびその次の句のような...
柳田国男 「木綿以前の事」
...茨(いばら)の如く棘(とげ)を立って男のそれを振り退(の)けます...
吉川英治 「江戸三国志」
...枳棘叢中(ききょくそうちゅう)鸞鳳(らんほう)の栖(す)む所に非ず――と昔からいいます...
吉川英治 「三国志」
...一叢(ひとむら)の荊棘(けいきょく)の中から...
吉川英治 「三国志」
...身みずからの荊棘(けいきょく)を作るにいたる...
吉川英治 「三国志」
...いや近頃の金蓮には以前のような棘々(とげとげ)しい目かどは見えない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...棘(とげ)のある眼が...
吉川英治 「野槌の百」
...棘(とげ)にでも触れたように...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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