「梭」の意味
織機の部品
小説での「梭」の使い方
...絶えず稲妻(いなずま)が梭(おさ)のように飛びちがうのでございます...
芥川龍之介 「竜」
...相島と書生とが梭の樣に這入つたり出たり五六遍すると...
有島武郎 「半日」
...「機梭(きひ)の声札々(さつ/\)たり...
石川三四郎 「吾等の使命」
...機(はた)の梭(ひ)が行きかふ樣になつた時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...相手が唖(おし)であらうが梭魚(かます)であらうが...
薄田泣菫 「茶話」
...諸手の眞梭の往きかひに衣手輕くさゆらぐや...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...ただこの梭の音のみにそそのかされて...
夏目漱石 「薤露行」
...女は思わず梭(ひ)を抛(な)げて...
夏目漱石 「薤露行」
...物寂(ものさ)びた春の宿に梭(ひ)の音が聞えると云う光景が眼前に浮んで飽(あ)く迄(まで)これに耽(ふけ)り得る丈(だけ)の趣味を持って居ないと面白くない...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...梭の音矢車草の 咲く村で日の暮れ頃だと思やんせトントン カラリと梭の音トントン カラリと梭の音矢車草の 咲く村で糸より細いと思やんせトントン トロリと唄の朝トントン トロリと唄の朝...
野口雨情 「沙上の夢」
...鉄の鑿棒が梭魚の代用とはとんだ思いつきだったが...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...梭は生きた不思議な梭で...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...そう言ってその人は美と不思議と神秘と名づけられた三本の梭(ひ)を取って無限の形を織り出した...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...眠りの織手」そう言って二人は美と不思議と神秘の梭を取って織った...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...二人は美と不思議と神秘の梭(ひ)を取っておのおのが無限の形を織り出し...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...生命のヤソの顔を見つめていた一人の顔を見た時の私のよろこび! その人は美と不思議と神秘の三本の梭(ひ)を上げて...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...三本の梭は黒かったから...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...交錯する梭(ひ)のように駈けていた...
横光利一 「上海」
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