...桜山(さくらやま)の背後(うしろ)に...
泉鏡花 「海の使者」
...桜山葉子はその時...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...桜山葉子が二人になったのだ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...桜山の葉山へ抜けるトンネル入り口近くの農家の二階二間(ふたま)を...
橘外男 「雷嫌いの話」
...私はたった一人で桜山の百姓家の離れ座敷を借りて味気ないその日その日を送り迎えていた頃であったから...
橘外男 「逗子物語」
...お稲荷様の祠(ほこら)の脇から杉の木立ちの生い茂っている桜山続きの裏山の嶮(けわ)しい細径を登りはじめたが...
橘外男 「逗子物語」
...亭主と連れだってまた桜山の宿へ帰る途々(みちみち)も...
橘外男 「逗子物語」
...公園の御桜山(おさくらやま)に大きな槙(まき)の樹があってその実を拾いに行ったこともあった...
寺田寅彦 「郷土的味覚」
...湾を隔つる桜山は悲鳴してたてがみのごとく松を振るう...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...八幡町、桜山、新町の場末を透して加賀の山々を遠く後ろにして例の宮川の川原――月も星もない夜でしたから、先日来の思い出も一切、闇の中に没入され、一の町、二の町、三の町にも人の子ひとり通らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...桜山(さくらやま)八幡様の境内をワッといわせるがいいよ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...はるか備後の桜山四郎茲俊(これとし)も...
吉川英治 「私本太平記」
...「――さきに備前で宮方に呼応した桜山茲俊(これとし)は、一時破竹(はちく)の勢いをみせ、またたくまに備中、安芸のあたりは、その配下かとみえましたが、笠置、赤坂の落城がきこえて、部下は離散し、茲俊は同国一ノ宮にて、それこそは紛(まぎ)れなく自刃して果て、火の消えた如く消滅してしまいました」「むむ」「したが、火だねは絶えず、近ごろまたも、桜山につづいて、備前には児島三郎高徳(こじまさぶろうたかのり)なる者が起り、瀬戸ノ海を隔てながらも大塔ノ宮、正成らと款(かん)を通じ、虎視眈々(こしたんたん)、機をうかがっておりますそうな」「とすれば、島々の海賊、村上なども一部は宮方へ加担とみえるか」「さ、そこまでは私の眼や耳ではとどきえません...
吉川英治 「私本太平記」
...桜山茲俊(これとし)が笠置に応じてのろしをあげ...
吉川英治 「私本太平記」
...同様に桜山茲俊(さくらやまこれとし)や備後三郎などの史蹟のある地方からも...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...稲荷町や、桜山には、白いなかにチラチラと、もう宵の燈(ひ)が灯(つ)きはじめている...
吉川英治 「松のや露八」
...桜山の春帆楼の方へ――...
吉川英治 「松のや露八」
...桜山の春帆楼の宴に向かったのは...
吉川英治 「松のや露八」
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