...小刀を井戸の桁の上に置いて水を釣ったが釣瓶を漸くの事引摺り上げると...
伊藤左千夫 「井戸」
...即(すなは)ち桁(けた)や梁(はり)と屋根(やね)との部分(ぶぶん)が普通(ふつう)に出來(でき)てゐれば容易(ようい)に崩(くづ)れるものではない...
今村明恒 「地震の話」
...義雄は井桁樓へあがり...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...もっと桁ちがいの快速度が出る」「それが...
海野十三 「火星兵団」
...提督の頬桁(ほほげた)をなぐりとばした...
海野十三 「地球要塞」
...こちらの衣桁にかけて置く...
鈴木三重吉 「桑の実」
...彼は壁際の衣桁から熊の皮を取り下して身につけます...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...紫檀の円机の横にある衣桁にかかった虎の皮が一枚...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...桁梁(けたはり)の雄渾(ゆうこん)(?)なところとを見ても...
中里介山 「大菩薩峠」
...一桁くらい大きいのではないかと思われる...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...桁違いに大きい被害をもたらしたのである...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...隅(すみ)には黒塗の衣桁(いこう)があった...
夏目漱石 「明暗」
...この万兩息子の頬桁を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...胸で弾(はじ)いた算盤(そろばん)の桁(けた)は合いながらも...
二葉亭四迷 「浮雲」
...桁(けた)違いに多い人もあろうが...
柳宗悦 「民藝四十年」
...そげな桁行(けたはず)れの註文を出しよったのです...
夢野久作 「爆弾太平記」
...帆柱、帆桁、索具、空中に描き出さるゝ船形、丁度それが一閃の光りで張幕の上へ映し出される恐ろしい幻像のやうに、忽然と一時に全部が浮びあがつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...Y海岸が桁(けた)はずれに賑(にぎ)やかな反動として...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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