...信ずべき根柢(こんてい)のなき信仰とは...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...私共が若し左様に土地を解放して与へたなら生活の根柢(こんてい)を全く破壊されて了ふのである...
有島武郎 「狩太農場の解放」
...だからその藝術が成長するに從つて益根柢の方へと深まつて行つたのだ...
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...そうしてその根柢の道において...
太宰治 「惜別」
...ここに芸術の根柢に潜む民衆的(デモクラチック)要素がある...
津田左右吉 「偶言」
...この制作方法が唯物弁証法的認識(それは理論と科学とのものだ)と根柢的に連関し...
戸坂潤 「思想としての文学」
...根柢的に検討してかかった上でなければ...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...そして同時にこのことが空間の根柢的な性格である...
戸坂潤 「性格としての空間」
...ファシズム的支配形態に根柢から反対しなければならぬ絶対的根拠はないのであって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ブルジョア文化の根柢へ潜入するのには極めて無力であったのを特色とする...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...そしてまたそういう信念を実際に生かし得る位に恋の根柢をしっかと築いてゆかなくてはならないと思っていた...
豊島与志雄 「運命のままに」
...その根柢的構成の差異にあったのである...
中井正一 「機構への挑戦」
...実に根柢(こんてい)より自国の特色と伝来の文明とを破却(はきゃく)した暴挙といわねばならぬ...
永井荷風 「日和下駄」
...然るにこの彼の考えを根柢から動かすようなことが最近に持ち上ったのである...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...相手のその好意を根柢から無視した言で...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...論理學者は論理の根柢に直觀があるといふ...
三木清 「人生論ノート」
...名誉心はなお根柢(こんてい)のあるものであった...
三木清 「人生論ノート」
...從つて有機的發展の思想を根柢とする歴史學にあつては理解の技術たる解釋學が最も基礎的な方法である...
三木清 「歴史哲學」
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