「柢」の意味
木の根
小説での「柢」の使い方
...3具象と鬪爭して相互に其根柢を奪ふ時...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...生活の根柢を深く宇宙の威力の中に托する者でなければならぬ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...第二に自分は普遍的自我そのものを單に理想と見るのみならず世界根柢と見...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...確乎たる思想上の根柢を有せざる實行の生活も亦空しい...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...いかに社会が変化して来ても根柢(こんてい)が固まっているから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...恐らくそれの根柢に横たわっている...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...之を自然の性格として見ることに及ばない理由を根柢に於て説明した...
戸坂潤 「性格としての空間」
...つまり自由主義を最も根柢的に擁護するものは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そしてまたそういう信念を実際に生かし得る位に恋の根柢をしっかと築いてゆかなくてはならないと思っていた...
豊島与志雄 「運命のままに」
...根柢から摧(くだ)けてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...存在即本質の根柢という意義でなければならない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...自由詩に對する非難の根柢は...
萩原朔太郎 「青猫」
...根柢において他者への單なる憧れの性格を保つのである...
波多野精一 「時と永遠」
...始皇帝が之を採用したのは自己の存在を根柢から危くする天命説を破棄し去り...
服部宇之吉 「荀子解題」
...一面彼の考えには非常にしっかりした根柢(こんてい)さえあった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...オプティミズムの根柢には合理主義或ひは主知主義がなければならぬ...
三木清 「人生論ノート」
...物の根柢(こんてい)を動かしつづけている栖方の世界に対する...
横光利一 「微笑」
...――勝家が利家に接する今の気持はすべてがこれに根柢(こんてい)をなしている...
吉川英治 「新書太閤記」
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