...道学的の意味を超脱した大なる「正しさ」の自覚――此等のものが彼等の芸術の根柢にあつたかどうかは極めて疑問である...
阿部次郎 「帰来」
...根柢において父は感情的であり...
有島武郎 「私の父と母」
...その根柢を有すること...
高木敏雄 「比較神話学」
...今まで安心だとばかり思っていた色々の知識の根柢が...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...徹底的・根柢的に追跡する代りに不徹底・皮相に取り扱っていたことが顕わとなって来るのであり...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...この解釈は第一の夫に較べてより根柢的であり...
戸坂潤 「科学方法論」
...その根柢の上に立つ諸関係を...
戸坂潤 「科学方法論」
...たとい哲学が科学に較べてより一般的なより根柢的な対象を取り扱うにしても...
戸坂潤 「科学方法論」
...自然科学の根柢・自然科学の方法・にとって一般に範疇組織・論理学・哲学・が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...相当根柢的な対立もあるわけで...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...このイデオロギーがロックの手によって個人の知的自由・理性乃至悟性の自由・というものによって根柢を与えられたという点なのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...人類中心の舊信仰を根柢より破壞し盡し...
内藤湖南 「學變臆説」
...世界が根柢(こんてい)から覆(くつがえ)り...
中島敦 「悟浄歎異」
...その根柢には、見るものなくして見る、世界が自己自身を映すということがなければならない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...相手のその好意を根柢から無視した言で...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...科学の弁証法的構造の根柢があるといわねばならぬ...
三木清 「哲学入門」
...その人への愛を今自分は根柢(こんてい)から捨てねばならぬと御息所は考えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私の生活を根柢から動かして行くものであるならば...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
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