「柏」の意味
柏の木
小説での「柏」の使い方
...妻は子供と共に柏木の方に別に家を持つてゐた...
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」
...第五日は入の波から再び柏木に戻り...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...ここから柏木(かしわぎ)まではわずか一里の道程だと聞いていたけれど...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...植物の中で最も樹齢の長いものと思われている松柏さえ時が来ればおのずと枯死して行くではないか...
永井荷風 「葛飾土産」
...私は柏木(かしはぎ)の在の者で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...※の柏墨が用意され...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...又明月記に元久二年二月二十三日御七条院此間予可儲肴等持参令取居之長櫃一土器居小折敷敷柏盛海松覆松とあれば昔時は貴人も食用に供せられたるならん」「又海藻の種類は多し模様として応用得べきもの少からず然れども古来諸種の工芸品の模様に応用せられたるものは実にみるのみなりみるは其形状のみならず体色も用ひられてみる色といへる緑に黒みある色をも造られたり」とある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...近年神道を興すとて瑣末な柏手(かしわで)の打ち様や歩き振りを神職養成と称して教えこみ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...こまっていたら国民美術協会で大河内正敏氏や石井柏亭その他の人が一冊の『中條精一郎』という本を出して下さる由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...所々に榛軒柏軒の二子及渋江抽斎...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」柏軒の親友で、坦率な人であつたと見える...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年柏軒の次女国(くに)が生れた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒先生は自ら危殆(きたい)の地位に立つて其衝に当らなくてはならぬのであつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此より復(また)柏軒の日記に還る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒は三月四日より七月十九日に至るまで京都に生活してゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年棠軒三十六、妻柏三十五、子徳十一、女長十六、良十四、磐安二十一、平三郎九つ、孫祐七つ、姉国二十六、安十八、柏軒の妾春四十五であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒柏軒将(はた)何者であつたか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...やすは柏軒の庶出(しょしゅつ)の女(むすめ)である...
森鴎外 「渋江抽斎」
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