...先ず頭立(かしらだ)ったのが横柄に簾(すだれ)を払って...
芥川龍之介 「邪宗門」
...彼は自分の身柄について楽観していたが...
梅崎春生 「狂い凧」
...ちょっと面倒な事柄を持って来たものですから太子殿下(ラジクマール)も大変お気の毒がっていられるのです...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...やはらかい人柄がよく解る...
種田山頭火 「其中日記」
...金時山から足柄峠...
近松秋江 「箱根の山々」
...それは単に自尊心の事柄にすぎなくて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...じつにりっぱな人柄の方だといって...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...職業柄自分も画の具を使う道ぐらいは心得ていたが...
夏目漱石 「行人」
...その位の事が解らなくってどうするんだ」健三の言葉は勢い権柄(けんぺい)ずくであった...
夏目漱石 「道草」
...この手柄を一人占めにして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺が脇差の柄に糠(ぬか)の付いてるのを眺めて居ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...甲板上の笑声は折柄青空を衝(つ)いて鳴った出港笛(ホイッスル)のために掻き消された...
牧逸馬 「上海された男」
...本を讀んでも頭に入らない折柄...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...麻か何からしい少しだぶっとした単衣を着た小柄な...
「海流」
...右側にいる小柄(こがら)な女中に向って...
山本周五郎 「青べか物語」
...古木は五百年も続く郷士の家柄で...
山本周五郎 「風流太平記」
...折柄が折柄では御座いますし...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...手はかたく懐剣(かいけん)の柄を握っていたのである...
吉川英治 「死んだ千鳥」
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