...たといその根地の中に老い幹土に枯るるとも...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...幹土に枯るる樹木も水の香(か)にあえば...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...その枯るゝは、眞に枯るゝに非ず、物質界に屈して、精神界に伸ぶる也...
大町桂月 「飛鳥山遠足」
...枯草に尚(なお)さま/″\の姿あり高々と枯れ了(おお)せたる芒(すすき)かなもの皆の枯るゝ見に来よ百花園十二月十六日 家庭俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...川にそひ行くまま草の枯るるまま十一月十七日 金沢市逍遥(しょうよう)...
高浜虚子 「六百句」
...冬の日の尚ある力菊残るこの辺は蚕の村か桑枯るる山越えて来たり峠は雪なりし十二月五日 松本浅間温泉たかの湯...
高浜虚子 「六百句」
...――めうがのこそれもふるさとのにほひをさぐる・おもひでのみち尾花墓場まで・ポプラに風も秋めいてきた坑木の堆積・こゝにわたしがつく/\ぼうしがいちにち・月のへちまの水がいつぱい・いつでも死ねる草の枯るゝや九月十一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...野に霜結(むす)んで枯るるごと...
田山花袋 「田舎教師」
...枯るゝものは枯れ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一将功成って万骨枯る...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...最初蝦夷松椴松の翠(みどり)に秀であるひは白く立枯るゝ峯を過ぎて...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
......
富澤赤黄男 「天の狼」
...萌(も)え出づるも、枯るるも、同じ野辺の草いづれか、秋に、逢はで、果つべき四十五その時、賢母はいささか手持無沙汰に見えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...後ろにも湖水を前にせざるものあらざる草の早くうら枯る同じ時裏磐悌の火山湖地帯にも遊んだが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...小い古本屋共がアテなしに買ったからである近頃新たに出た円本もヤハリ同じ運命に陥ってツブシの原料に成るであろう萌出るも枯るるも同じ野辺の草いずれか秋にあわで果るべきハヤリ物にロクなものなし「流行物にロクなものなし」とはよくも云った古諺である...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...祇王(ぎおう)ですらも歌うたではないか――萌(も)え出(いず)るも枯るるも同じ野辺の草いずれか秋にあわで果つべき心し給え...
吉川英治 「親鸞」
......
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索
