...枯死した株と思われる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...鳥は枯蘆の中へ入って羽をばたばたやって足掻きはじめた...
田中貢太郎 「雁」
...作者は幼稚を脱して枯淡に徹するまでに数十年の血みどろな精進をつゞけて来たのである...
種田山頭火 「其中日記」
...堤の下には枯蓮の残った水田や...
永井荷風 「放水路」
...怪とは何?――枯枝が動くのである...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...枯れ果てたる骸骨にいらぬ情(なさ)けの油を注(さ)して...
夏目漱石 「虞美人草」
...(金をやる)鳥羽田痩(や)せても枯れても鳥羽田要助...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...あたりに立っている枯木などの配置とともに...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...というのもニュースが枯渇し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...草枯れの籬(まがき)に残る撫子を別れし秋の形見とぞ見るこの花は比較にならないものとあなた様のお目には見えるでございましょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...濡れた瘠せほそれた枯木の姿の...
室生犀星 「故郷を辞す」
...萩芒(はぎすすき)の枯れ叢(むら)の間をぬけて行った者がいた...
室生犀星 「野に臥す者」
...人間の胸ほども高い枯草に掩(おお)われてい...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...――枯死するまで色を変えない...
山本周五郎 「竹柏記」
...枯葉は笑っている二人の肩口へなお音立てて舞い落ちて来た...
横光利一 「旅愁」
...「冬の木枯しは、三河(みかわ)名物だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...徳願寺の一僧は、武蔵のことばを、思い当って、「それでは、あの方にすむまいぞ、青田を枯らすな...
吉川英治 「宮本武蔵」
...夕方から凄じい木枯が吹き出した...
若山牧水 「木枯紀行」
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