...枯枝は思い存分に強直していた...
有島武郎 「星座」
...人物の一枯一栄一窮一達は総(すべ)て其行為の結果なり...
石橋忍月 「罪過論」
...白骨を抱きて榮枯を計りし昔の夢(ゆめ)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...往生安楽国!・ほつかりと宵月のある枯枝で・風がでて葉が鳴るゆふべの祈り・春風の豚でうめく・日向の椿がぽとりと水へ・春がきたどろ/\の蓮を掘つてゐる・草の芽乞食が荷をおろした三月一日くもつてはゐるがぬくい...
種田山頭火 「其中日記」
...・遠山の雪ひかる別れなければならない・草は枯れて犬はたゞほえて・雪どけのぬかるみのあすはおわかれ・朝から降つたり照つたり大きな胃袋(ルンペンのなげき)・かみしめる餅のうまさの夜のふかさの・なにもかも雑炊としてあたゝかく・小鳥も人もほがらかな雲のいろこゝろあらためて水くみあげてのむ・ほつかりめざめた春めいた雨の柿の木ぽつとり椿が雨はれたぬかるみ二月十八日雨...
種田山頭火 「其中日記」
...大事に育てる茄子の一本が枯れた...
種田山頭火 「其中日記」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...妻子を食わせるために犠牲になって枯死する人間の多いことだけは事実である...
寺田寅彦 「沓掛より」
...夕方帰る時最早枯れて居たと云う記事がある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その日はいつもよりたくさんに枯枝(かれえだ)や落葉(おちば)を拾ってきて...
豊島与志雄 「お山の爺さん」
...枯枝が一本落ちた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...枯木には、天寿をまっとうしたのもあろうし、中には雷火に打たれたのもあり、虫にやられたのもあれば、風に根をいためられたのもある...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...又うら枯れた枝を...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...枯れ果てて尖(とが)れる爪は...
夏目漱石 「虞美人草」
...◇畑たたきたたき土用かと聞けば土用だ土用だと麻がいふた◇麻の下葉が落ちよと枯りよと土用に刈らりよか麻の木を岩島からは対岸の山がせまつて来て...
野口雨情 「大利根八十里を溯る」
...それはもう枯葉色に凋んでゐました...
牧野信一 「蛍」
...もう町に近い枯れ野だった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...木枯らしの叫びを遠くに...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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