...あたまの上で枝をいっぱいひろげていましたから...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「野のはくちょう」
...見事なる金燈籠の側に老櫻ありて、枝長く、石垣の半ばまでも垂れさがれり...
大町桂月 「妙義山の五日」
...板女が逃げた」藤枝は裏木戸を開けて戸外(そと)へ出た...
田中貢太郎 「女賊記」
...三枝君は不思議なほどマメな人物である...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...別所が校正枝術が下手でよく叱られるというような雑談から進んで...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...吉村は君枝に対するのと同じように親しみが持てない気持だった...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...これは岩代國南會津郡の檜枝岐村から實川(みかは)の溪谷を遡り...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...花枝の電話が要領を得なかったので...
野村胡堂 「女記者の役割」
...わかつた」平次は猿屋の楊枝(やうじ)を井戸の側に突つ立てると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――多分何處か枝振りの良い松の木にブラ下つて居るのを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その足音が遠のくと、私は三枝に、「僕は喉が痛いんだ……」とすこし具合が悪そうに云った...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...根(ね)や枝(えだ)や葉(は)が腐(くさ)つた肥料(こやし)になつてゐるような土(つち)に富(と)み...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...鈴むらさんはまるでせん枝のところへ顏をみせなかつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...ホラ先(せん)動坂の家へ咲枝が持って来てたべた虎やの赤い色のお菓子...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...八百屋や何かで柊(ひいらぎ)の枝を束ねたついなの箒(?)を売っています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...葉付きの木の枝などを...
山本周五郎 「山彦乙女」
...ただ一枝の花だけを馳走に...
吉川英治 「新書太閤記」
...三疋を彼に分けてやると禮を言ひながら木の枝にそれをさして...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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