「枝」の意味
木の枝
小説での「枝」の使い方
...お蓮(れん)は房楊枝(ふさようじ)を啣(くわ)えながら...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...人殺しをして、山へ遁(に)げて、大木(たいぼく)の梢(こずえ)へ攀(よ)ぢて、枝から枝へ、千仭(せんじん)の谷(たに)を伝はる処(ところ)を、捕吏(とりて)の役人に鉄砲で射(い)られた人だよ...
泉鏡花 「印度更紗」
...するともう房枝は死んでしまったのだから...
大阪圭吉 「銀座幽霊」
...矢河枝媛(やかわえひめ)のお生み申した若郎子皇子(わかいらつこおうじ)を...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...(数枝) それからあとは言えないでしょうね...
太宰治 「冬の花火」
...藤枝駅にさしかかると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...・生えたまゝの芒としてをく(緑平居)・枝をさしのべてゐる冬木( 〃 )ゆつくり香春も観せていたゞく( 〃 )・旅の或る日の蓄音機きかせてもらう( 〃 )・風の黄ろい花のいちりん泥炭車(スキツプ)ひとりできてかへる泥炭山(ボタヤマ)ちかく飛行機のうなり夕日の机で旅のたより書く(緑平居)・けふも暮れてゆく音につゝまれるあんなにちかいひゞきをきいてゐる(苦味生君に)糸田風景のよいところが...
種田山頭火 「行乞記」
...眠たげな木々がその枝を白いものかげの上に垂れている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...ただ大きな鳥が樹の枝を騒がせただけかも知れない...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...柊の小枝や果実が窓の中の洋灯の熱にパチパチ弾けている店々の明るさは...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...立花恒子と小泉美枝子とが差し向いでコーヒーを飲んでいた...
豊島与志雄 「化生のもの」
...風があの枝を揺するときには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...生木(なまき)の枝を打ち振ってる子供...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...其處(そこ)にも堀(ほり)の邊(ほとり)の赤(あか)い實(み)の錆(さ)びた野茨(のばら)の枝(えだ)に堅(たて)に成(な)つたり横(よこ)に成(な)つたりして...
長塚節 「土」
...羽根の生えた蟻のような蟲がぶうんと山吹の枝へ飛んで來て兩手でお祈りをしています...
林芙美子 「クララ」
...しばしば細長い枝に身を打ち付け廻った後...
南方熊楠 「十二支考」
...枝に力があって花をささえるもの...
柳田国男 「雪国の春」
...典六「御助勢申すとも」雪枝「有難う存じます」と其の場に嬉し泣きに泣き伏す...
山中貞雄 「中村仲蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
