...疲れた体を枕頭に置いて、ぐっすり眠る...
...彼女が寝言を言っているのを、枕頭で聞いてしまった...
...枕頭が合わなくて、眠れなかった...
...枕頭に手を置きながら、考え込む...
...枕頭を整えて、ベッドに入った...
...枕頭(まくらもと)へ……ばたばたといふ跫音(あしおと)...
泉鏡花 「怪談女の輪」
...彼れは枕頭(まくらもと)の手文庫をかゝへて走り出しましたが...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...枕頭に点けた丁字の出来た有明の行灯の微暗(うすぐら)い光が...
田中貢太郎 「狐の手帳」
...すぐ母の枕頭へ往って...
田中貢太郎 「薬指の曲り」
...云うなりに裏の畑から一束の韮を刈って来てそれを洗って枕頭へ持って往った...
田中貢太郎 「雀の宮物語」
...母が目覚しを枕頭(まくらもと)に置いていて...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...桂博士(熊谷内科に入院中から終始御世話になつて居る東北醫大の先生)に電話をかけさせると共に私共五人は皆枕頭に集まりました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...漸(やっ)とうとうとと眠りかけようとしている良人の枕頭(まくらもと)に坐りながら言った...
徳田秋声 「あらくれ」
...堯の枕頭で暫く黙っていた...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...彼女の枕頭に坐って...
豊島与志雄 「復讐」
...それから枕頭の硝子の痰吐を覗いた...
豊島与志雄 「二つの途」
...枕頭には、彼女が信頼してる友の百合子が附き添っていた...
豊島与志雄 「山吹の花」
...別の女が、同じ塗の桶に入れた水と、手拭と、房楊枝(ふさようじ)とを持って来て、枕頭へ置いた...
直木三十五 「南国太平記」
...そして、それにかぶりついて眼が覚めたら、おやじとおふくろが、枕頭に坐ってて、俺を見て微笑したっけなあ...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...枕頭(まくらもと)には軍医や看護婦が居て...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...ところが梅津朔造氏がその枕頭に手を突いて...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...入れ代り立ちかわり諸将は彼の枕頭を見舞いに来た...
吉川英治 「三国志」
...枕頭をうかがっていると...
吉川英治 「三国志」
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