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高浜虚子 「俳句への道」
...板敷の床に夜具布団を敷いて寝る...
谷崎潤一郎 「鍵」
...板敷で一寝入、途中また教会堂の縁側で一睡、いそいで戻ると、留守中にKさんが酩酊して来たと書き残してある、しまつた、すまなかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...つゞく二室は板敷にして薬局と診察室ができ上つた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...敵の捨てて遁(に)げた汚(きたな)い洋館の板敷き...
田山花袋 「一兵卒」
...荻生君は風通(かぜとお)しのよい本堂の板敷きに心地よさそうに昼寝をしている...
田山花袋 「田舎教師」
...湯殿の板敷を鍬(くは)で叩(たゝ)きこはしてゐた...
徳田秋声 「風呂桶」
...彼は板敷の間で洋服をとつて汗をふくと...
徳田秋聲 「老苦」
...私達はストオブのある板敷の部屋や...
徳田秋聲 「和解」
...そとはすぐ板敷になる...
夏目漱石 「永日小品」
...泥棒の汚した板敷や畳を掃除するのに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その中は半分板敷の十二疊間で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...床から板敷をひたして恐ろしい血の海です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わずかに板敷を残した店先に...
水上滝太郎 「山の手の子」
...わたしの立つた板敷へ裏口の戸の間(あひだ)から新聞くばりがばつさりと投げこんで行(ゆ)く物音も...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...垢離場(こりば)の板敷(いたじき)にワラの円座(えんざ)をしいて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...虎松は、大土間の戸口に立ち、混み入る明智の者を、のっけに二人まで突き刺し、槍を奪われて、多数に立ち向われるや、板敷へ上がって、厨房(ちゅうぼう)の器具を手あたり次第投げつけて防いだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...この板敷山の嶮路(けんろ)へかかるが最期」「そうよ!摂政(せっしょう)関白の聟(むこ)になったことのあるのを鼻にかけて...
吉川英治 「親鸞」
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