...手近の杜松(ひば)の枝などから毟(むし)り取って見ると...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...杜松(ねず)の木の下に坐つて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...地に這う杜松(ジューニパー)は実の多い花環で地面をおおう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...お作はこんもりした杜松(ひば)の陰を脱けて...
徳田秋声 「新世帯」
...一本(ぽん)の杜松(としょう)がありました...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...杜松(ねず)の実(み)は堅(かた)く...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...マリちゃんはその骨(ほね)を杜松(ねず)の樹(き)の根元(ねもと)の草(くさ)の中(なか)へ置(お)くと...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...杜松(ねず)の木(き)は又(また)元(もと)の通(とお)りになりましたが...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...「杜松(ねず)の樹(き)の」と歌(うた)うと...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...咲きませんのよ」杜松は顔をかしげるようにして...
久生十蘭 「野萩」
...杜松は、生き生きした顔つきになって戻ってくると、心のうれしさを包みきれぬといったようすで、「山住さんからでしたのよ……そちらの昼食には間に合わないけど、かならず夕方までに帰るからと、おっしゃっていらっしゃいました」「お世話さま……ずいぶん長いお電話でしたのね...
久生十蘭 「野萩」
...なにか面白い話があって?」杜松は身体をはずませながら...
久生十蘭 「野萩」
...杜松子は檐(のき)の陰になった濡縁(ぬれえん)の近くに浅く坐って庭を見ていたが...
久生十蘭 「ユモレスク」
...でもあれは四月でなくては咲きませんの」杜松子は顔をかしげるようにして萩の花むらをながめながら...
久生十蘭 「ユモレスク」
...結構な色目ですことね」杜松子はどこか薄青い...
久生十蘭 「ユモレスク」
...杜松子は生き生きした顔つきになって戻ってくると...
久生十蘭 「ユモレスク」
...「杜松子さんは」「庭を見るって」なるほど池の汀の萩の間でうらうらとした杜松子の後姿が見えていた...
久生十蘭 「ユモレスク」
...ある時どこかの山の峡を石ころが滑りおちてはげ山の斜面を滑りはりえにしだと杜松(ねず)の乱れた茂みに落ち込んだとしても...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「漁師」
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