...次に妹活杙(いもいくぐひ)の神二柱...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その小竹(しの)の苅杙(かりばね)五に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...水渟(たま)る六依網(よさみ)の池七の堰杙(ゐぐひ)打ち八が 刺しける知らに九...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...角杙、活杙の「角」は、「ツヌ」と訓す可く、凡て物の僅かに生じて、未だ発展せざる状態を指す...
高木敏雄 「比較神話学」
...「杙」は「クム」...
高木敏雄 「比較神話学」
...依て思うに、角杙、活杙とは、かの国土形成第一段の泥土的状態の、漸く凝固せんとする萌芽を示すに至りたる第二の状態を示す者ならん...
高木敏雄 「比較神話学」
...而して角杙、活杙の一代をば、土根沙土根(ウイジネスヒジネ)一代の前に置く点に於いて亦た記の伝うる所と異なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...記伝は角杙ノ神を以て、角凝魂(ツヌゴリタマ)ノ命と同神なりとし、活杙ノ神を以て、神祗官八神の一なる生産霊(イクムスビ)ノ神と、同神にして、又活魂(イクムスビ)ノ神とも同神なりと説く...
高木敏雄 「比較神話学」
...此神と活杙神と伺神なるや否やは...
高木敏雄 「比較神話学」
...カルポフが喇叭(ラッパ)の新しい紐と天幕の杙(くい)を忘れたとか...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...棒杙(ぼうぐい)相手に物を言うようなものです...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...その時猛きヘクト,ルにプーリダマスは陳じ曰ふ、 60『ヘクト,ル及びトロイアの諸豪並に諸將軍、駿足驅りて此濠を越えんとするは愚かなり、濠を越すこと易からず、鋭き杙は其中に、植えられ、しかもアカイアの壘壁すぐに聳えたつ、騎兵たるもの降り行き戰ふ事を得べからず、 65處は狹し、恐くは害受くること多からむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...凌霄のやうだと思ひながら復た女を見ると此度は四本の指を前へ向けて勾欄へ兩手を掛けて一心に燒木杙を見おろして居る...
長塚節 「佐渡が島」
...中央(ちうあう)に青竹(あをだけ)の線香立(せんかうたて)が杙(くひ)のやうに立(た)てられて...
長塚節 「土」
...彼(かれ)は鍵(かぎ)の手(て)の杙(くひ)を兩手(りやうて)に持(も)つて其(その)大(おほ)きな身體(からだ)の重量(ぢうりやう)を加(くは)へて竪(たて)に壓(おさ)へて見(み)た...
長塚節 「土」
...彼(かれ)は南(みなみ)の家(いへ)から借(か)りた鋸(のこぎり)で大小(だいせう)の燒木杙(やけぼつくひ)を挽切(ひつき)つた...
長塚節 「土」
...またあるところでは湖水(こすい)の中(なか)に棒杙(ぼうぐひ)を打(う)つてその上(うへ)に小屋(こや)を設(まう)けて棲(す)んでゐました...
濱田青陵 「博物館」
...その底(そこ)に棒杙(ぼうぐひ)が一萬本(いちまんぼん)もにょき/\と立(た)つてゐるのをケラーといふ學者(がくしや)が發見(はつけん)しまして...
濱田青陵 「博物館」
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