「杙」の意味
杭やくい
小説での「杙」の使い方
...この両端を杙(くい)にしばりつけて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それはその杙打ちの音が...
海野十三 「東京要塞」
...五三 清淨の杙...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...若し、「豊」は美称にして、「角」と「活」とは、男女の杙ノ神の名称の附加言にして、共に杙の義と相通ずる者とすれば、角杙、活杙二神は、其意義に於て、豊組野ノ神或は豊齧野ノ神と異ることなし...
高木敏雄 「比較神話学」
...従って角杙、活杙二神も亦た、此解釈に従えば、国土の生成力の一個の神格化にして、此生成力を男女性の両面より区別したる者と、論ぜざるを得ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...記伝は角杙ノ神を以て、角凝魂(ツヌゴリタマ)ノ命と同神なりとし、活杙ノ神を以て、神祗官八神の一なる生産霊(イクムスビ)ノ神と、同神にして、又活魂(イクムスビ)ノ神とも同神なりと説く...
高木敏雄 「比較神話学」
...角杙の義は、角凝の義と同じく、生産霊と活魂と、其義亦た同じ...
高木敏雄 「比較神話学」
...それでもボートは杙(くい)にぶつかっていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
... 55上にアカイア軍勢の植えし鋭き杙(くひ)繁く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その時猛きヘクト,ルにプーリダマスは陳じ曰ふ、 60『ヘクト,ル及びトロイアの諸豪並に諸將軍、駿足驅りて此濠を越えんとするは愚かなり、濠を越すこと易からず、鋭き杙は其中に、植えられ、しかもアカイアの壘壁すぐに聳えたつ、騎兵たるもの降り行き戰ふ事を得べからず、 65處は狹し、恐くは害受くること多からむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...*くすべし杙(くひ)を植うる如...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼(かれ)は鍵(かぎ)の手(て)の杙(くひ)を兩手(りやうて)に持(も)つて其(その)大(おほ)きな身體(からだ)の重量(ぢうりやう)を加(くは)へて竪(たて)に壓(おさ)へて見(み)た...
長塚節 「土」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...その證據(しようこ)にはその杙(くひ)のある附近(ふきん)を掘(ほ)つて見(み)ますと...
濱田青陵 「博物館」
...やがて舟は舫杙につながれた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...百本杙(ぐい)の側に繋(つな)がせた舟の中に遺(のこ)して置いて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それが頸と足首との二箇所で丈夫な杙(くひ)に縛り附けてあるのである...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「老人」
...『月の出羽路』には突杙の字を宛てている...
柳田國男 「地名の研究」
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