...落葉や朽葉とともにぬかるみになった粘土質の県道を...
有島武郎 「星座」
...左右同形のラセットアップル〔朽葉色の冬林檎〕に似ているので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ニューヨーク腐菓子(ふがし)朽麦(くむぎ)合併会社から来たものですが...
オー・ヘンリ O. Henry 大久保ゆう訳 「罪と覚悟」
...相模国相漠河の橋数ヶ間朽ち損ず...
太宰治 「右大臣実朝」
...まゝよ法衣は汗で朽ちた・ゆつくり歩かう萩がこぼれる訂正二句酔うてこほろぎと寝てゐたよ大地したしう夜を明かしたり波の音昨夜は榎原神社に参詣し...
種田山頭火 「行乞記」
...幾つも雨に打たれ雑草の中に朽ちてるのが見られた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...藍や鶸(ひわ)や朽葉(くちば)など重りあって縞になった縁をみれば女の子のしめる博多の帯を思いだす...
中勘助 「折紙」
...それをば諸車止(しょしゃどめ)と高札(こうさつ)打ったる朽ちた木の橋から欄干(らんかん)に凭(もた)れて眺め送る心地の如何(いか)に絵画的であったろう...
永井荷風 「深川の唄」
...そしてまたわれらの骨が朽(く)ちたころ...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...閉め込んだ構えの朽ち腐れた建物がある...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...屋根も朽ち壁も落ちた破れ寺の境内でした...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...赤朽葉(くちば)色の汗袗(かざみ)を上にした姿で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...次第に朽ちて行くのに...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...黒い朽ちかけた杭が...
横光利一 「上海」
...ぼろぼろに朽ちた枯葉の中から若芽の燃え出たように新鮮な子供達も飛び廻っているという...
横光利一 「馬車」
...朽ちはてた“雪見ノ亭”の古縁(ふるえん)に...
吉川英治 「私本太平記」
...生命をサビ朽ちさせているのが多い...
吉川英治 「随筆 新平家」
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