...彼女はオリンピックでの出場も果たしたが、金メダル獲得が本望だった...
...あの人は自分の息子にサラリーマンとして活躍して欲しかったが、息子が俳優になったのは本望ではなかった...
...父の晩年は家族に見捨てられ、孤独だったが、自分の選んだ道を貫くことが本望だったと語っていた...
...会社の経営者は利益最大化が本望だが、社員たちはそのために犠牲になっていることに怒りを感じている...
...時間に追われているが、出来るだけキレイに仕上げることが僕の本望だ...
...明日は屑籠(くづかご)に投込まれても本望だと揚言して憚(はばか)らない作家がある...
青野季吉 「百万人のそして唯一人の文学」
...私は本望が協(かな)った...
泉鏡花 「活人形」
...蛇に巻かれたのが本望であったかも知れぬ...
泉鏡花 「瓜の涙」
...わが軍の怪力線の煙と消えたので彼もすこしは本望じゃろう」そういって牧山大佐の声が受話器を通じて感慨無量(かんがいむりょう)といった顔をしている帆村の耳に響いた...
海野十三 「流線間諜」
...そうして本望(ほんもう)を達した...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...君に一晩中取持って貰えば本望だね...
豊島与志雄 「反抗」
...我々仲間に入られれば誠に本望...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...其(その)お書(か)き捨(す)ての反古(ほご)にても身(み)に添(そ)へて持(も)たば本望(ほんまう)なるべく...
樋口一葉 「曉月夜」
...更に本望だ――と僕は夢中になつたが...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...間もなく本望を遂げて落語家になられたというこのあまりにも大きな喜びの前に...
正岡容 「小説 圓朝」
...さぞ本望なことでしょう...
山本周五郎 「日本婦道記」
...御辞任?……」「これでおまえも本望だろう」「とんでもないことを仰しゃる」半之助は眼をまるくした...
山本周五郎 「半之助祝言」
...むしろおれたちが本望を遂げ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...本望だものね」なぜか...
吉川英治 「大岡越前」
...馬もきっと本望だろうから」と...
吉川英治 「三国志」
...共に本望にぞんじまする」早口だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...それで俺は本望だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...本望であるまいか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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