...――先月の末に郡役所から呼出されたので...
石川啄木 「道」
...小栗は幕末に生れたりといえども...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...ゆく末に何(なん)の導(しるべ)ぞ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...或いはむなしく海波の間に浮び漂うが如き結末になると等しく...
太宰治 「たずねびと」
...七月末に一度帰京してちょうど二週間たって再び行って見て驚いたのはあひるのひなの生長の早いことであった...
寺田寅彦 「あひると猿」
...長屋の人たちはいずれも東京の場末に生れ育って...
永井荷風 「深川の散歩」
...その子は……」二人がその子の始末に当惑している時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...世が末になればといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...むやみに場末に向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...一番始末に負えない代物である...
中谷宇吉郎 「面白味」
...其年の末に初めて所謂(いはゆる)エスペラントが世に公(おほやけ)にせられた...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...月末に賞與金を貰ふのを樂しみにしながら...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...はかない結末になったものであると浮舟(うきふね)を悲しんだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...粗末に扱えば、すぐ皮が浮くか、端がはがれるか、必ずや相応の罰を蒙(こうむ)ってしまう...
柳宗悦 「樺細工の道」
...それから今一つその終末に...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...八月の末になると...
夢野久作 「巡査辞職」
...――その末には、「どうでしょう...
吉川英治 「日本名婦伝」
...一五八一年の秋の末に有馬に帰って...
和辻哲郎 「鎖国」
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