...木の芽を誘うには早すぎるが...
芥川龍之介 「野呂松人形」
...」木の芽1勝手口にある山椒の若芽が...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...・やたらに咲いててふてふにてふてふ便所の窓まで芽ぶいたか・雑草にうづもれてひとつやのひとり・雑草ばかりで花見の唄のきこえるところ・花のよな木の芽ゆれつつ暮れる家春の夜を落ちたる音の虫・気ままに伸んで香のたかい花つけて・あれは木蓮の白いゆふざれがきた(改作)かめば少年の日のなつめの実よ(追加)遠く花見のさわぎを聞いてゐる四月十一日日本晴...
種田山頭火 「其中日記」
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種田山頭火 「其中日記」
...改作追加・藪かげほのと藪蘭の花かな・いつもつながれて吠えるほかない犬です・木の芽草の芽いそがしい旅の雨ふる・からりと晴れて枯木なんぼでもひろへるよ(朝)・もう秋風の...
種田山頭火 「其中日記」
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種田山頭火 「草木塔」
...・風のなか野糞する草の青々・風がさわがしい木の芽草の芽おちつけない折嶺ほんに生れて来たばかりの眼をあけてさめざめ濡れてかたすみのシクラメン・風をあるいて来てふたたび逢へた水たまり花びらたまり霽れそうもない雨の四月廿二日雨――曇...
種田山頭火 「旅日記」
...咲かない馬酔木の芽のうつくしさ平山から瀬尻へ...
種田山頭火 「旅日記」
...まだ大気が冷くて木の芽もふくらんでいなかった...
豊島与志雄 「或る素描」
...思へば年ごとの春に萌えだす木の芽は年ごとにあらたに我らを驚かすべきであつたであらう...
中勘助 「銀の匙」
...日の光にかがやく木の芽のうつくしさ雨に打れし墓石の古びたるに似もやらねば...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...八」平次は相変らず驚く様子もなく植木の芽から眼を外(そ)らそうともしません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若い木の芽や材木の匂ひを嗅いでゐるのに...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...木の芽田楽(でんがく)なぞも珍らしかった...
夢野久作 「斬られたさに」
...防風林の喬木はみな薄赤い木の芽をもって...
吉川英治 「江戸三国志」
...木の芽時のほの赤い樹々のあいだに...
吉川英治 「親鸞」
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若山牧水 「小さな鶯」
...既に早やうす茜色に気色ばんだ木の芽が丸みを見せて萌えかけているのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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