...朝来小雨有之候へども辰(たつ)の下刻より春雷を催し...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...但馬(たじま)の国朝来(あさき)郡の生れで...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...朝来の雨は止んで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...朝来微雪雨を交ゆ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...朝来大雨懸淙の如し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...または明日(あす)の朝来るかは...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...理工科大学の理髪師が毎朝来て...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...所が今日はもう出勤前だから又明朝来て呉(く)れ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...昨夜少しく睡眠を得て昨朝来の煩悶やや度を減ず...
正岡子規 「病牀六尺」
...今朝来たばかりの赤シャツの農夫は...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...今朝来るべきはずの手紙が夜になってまで来ないことが何の苦労にもならなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...朝来旅服染青嵐...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...朝来総似春宵夢...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...お蝶は朝来て夜帰る...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...私は人が朝来たときは...
横光利一 「夜の靴」
...今朝来(こんちょうらい)...
吉川英治 「私本太平記」
...――折角、信孝君(のぶたかぎみ)をお迎え申して、子としては、父なき御孝道を尽させ給い、臣としては先君の弔合戦(とむらいがっせん)、ここは死生も御一緒に、御旗をひとつに、昨朝来、書簡を以て再三御参会を促(うなが)しまいらせたが、何のかのと御理由のみ立てられて、いっこうお腰の上がらぬ様子...
吉川英治 「新書太閤記」
...「安土が旺(さか)んに焼けております」哨兵の報に、諸将が廻廊に出て、秀吉以下、手をかざしていると、瀬田の山岡景隆から早馬があって、「――今朝来、江州(ごうしゅう)土山に陣しておられた北畠殿(信長の第二子信雄)と、蒲生(がもう)殿の勢が一手になって安土へ攻めよせ、城下城塁に火を放たれましたため、火は湖の風をうけて、安土一円をつつんでおります...
吉川英治 「新書太閤記」
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