...せめて少しづゝでも稿料をお払ひする位には売りたいのが私の望みなのですが...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年二月号)」
...まだ望みはあるんだ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...それは全く望みのない事でもなかつた...
徳田秋聲 「和解」
...しからばこの望みも実業家たるにあらずして幇間(ほうかん)でも俳優でもできるわざにある...
新渡戸稲造 「自警録」
...「大した望みじゃねえが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大番頭の清七の異議でその望みがフイになつた上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんな大それた望みはもちません――月に二両の煙草代と申したのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...漁夫もこのごろは将来の望みのないことに多少気がついてきて...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...かすかな望みを持つていたのかもしれないとも思います...
三好十郎 「肌の匂い」
...私は若様を幼い頃から遍歴おさせするように望みます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...父のぶんまで御奉公をするようにとそれだけお望みなすったと思います...
山本周五郎 「日本婦道記」
...時日が経てば情勢の変る望みもあるし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...という世にも浅ましい望み一つのために...
夢野久作 「死後の恋」
...もう望みてがあつて他へ讓りました...
吉川英治 「折々の記」
...伝血の望みは嘱(しょく)されていたが...
吉川英治 「剣の四君子」
...わざとご辺たちを彼の望みどおりに差し向けるのである...
吉川英治 「三国志」
...まったく望みを絶っていた...
吉川英治 「増長天王」
...強情に申す者なら望みにまかせて道場へ入れ...
吉川英治 「柳生月影抄」
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