...「お賞めにあづかつて有難いが...
薄田泣菫 「茶話」
...」まことに有難い祝辞で...
太宰治 「津軽」
...自分達の希望を遂げさせて下さるなら更に有難い...
谷崎潤一郎 「細雪」
...」「お蔭さまでぽつ/\……有難いことには...
徳田秋聲 「二つの失敗」
...日本の民衆は科学的精神を欲するものでないと垂訓するのであるから有難い迷惑である...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...僕としてはただ今あなたから有難い御指摘にあずかったような見下げた考えなんぞは毛頭ないばかりか...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...こういう時の夢には、滾々(こんこん)としてふき出している泉や、釣瓶(つるべ)から釣られたばかりの玉のような水、草叢(くさむら)の間を潺々(せんせん)と流れる清水などが断えず眼の前に出て来るもので、「あ、有難い、水」と言って竜之助は、それを手に掬(むす)んで口へ持って来ようとすると、煙のようになくなってしまいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうしてお身軽くしておいでなさるのが何より有難いのでございます」「いや...
中里介山 「大菩薩峠」
...映畫的に面白いだけでも有難い...
南部修太郎 「文藝作品の映畫化」
...私にとってはなお有難いことである...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...草鞋を履いた相ですよ」「有難い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「有難い、それぢや錢形の親分さん、乘出して下さいますか」「待つた、そんなに夢中になつちやいけねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...火の車除けの有難いお護符(まもり)が出るとは知らなかったよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...首なんか吊る氣遣ひは無い」「有難い仕合せで」八五郎はそんな事を言ひ乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大いに(?)歡迎せられたのは有難い仕合せであつた...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...この汽車に乗れる幸福はまことに有難いことだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...対抗者になってくれたのは有難いことだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「七十郎が私の首を覘わないとすれば有難い...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
便利!手書き漢字入力検索
