...十余年前の一月半ばのある寒い日の夕方...
橘外男 「生不動」
...伯爵邸と殿下の御動静に見張りをつけてから約二カ月半ばかりの後...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...たとえば去年は八月半ばにたくさん咲いていた釣舟草(つりふねそう)がことしの同じころにはいくらも見つからなかった...
寺田寅彦 「あひると猿」
...七月半ば頃にはもう全く一人も居なくなってしまった...
寺田寅彦 「KからQまで」
...終戦の年の九月末と翌年の三月末とその翌々年の四月半ばに...
豊島与志雄 「随筆評論集「文学以前」後記」
...九月半ばに急性腎臓炎となり...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...去年の八月半ばの私達の心持は何となく...
中井正一 「機構への挑戦」
...日中は四月半ばの陽気で太陽の光線もじつとりと厚味を持つて重苦しいくらゐであつたが...
北條民雄 「道化芝居」
...八月半ばの晴れた日の海面に...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...月半ば以後におくりものといたしましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...家の中は正月半ばになると見ちがえるほど清く美しくなって行った...
室生犀星 「津の国人」
...頃はみな月半ばなれど...
森鴎外 「うたかたの記」
...即ち旧暦九月半ばの頃を祭日としたものが多い...
柳田國男 「祭のさまざま」
...六月半ばの陽がカンとつんぼになりそうなほど照りつけて...
吉川英治 「私本太平記」
...どう急いでも顕家がその鎮守地(ちんじゅち)――陸前多賀城ノ柵(さく)――を発したのは十二月半ば頃であったろう...
吉川英治 「私本太平記」
...ちと旧事だが、十一月半ば、菊池寛の郷里の四国へ行った...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ジャマイカの南を廻って八月半ば過ぎその東端に出たが...
和辻哲郎 「鎖国」
...一五六四年八月半ばに...
和辻哲郎 「鎖国」
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