...同じデカダンの産物であるこういう俗曲に共鳴したのであろう...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...曲芸もいくらかできるので...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...あなたはわたしの曲乗りに欠くことのできないだいじな目標になっています...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...公を庇(かば)ったり曲筆したりする筈はないと考えられる...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...第三指の尖(さき)が左の方に向って鉤形(かぎなり)に曲って居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...とある道を曲ると...
永井荷風 「畦道」
...五六歩行くごとに曲っているが...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...優雅な美しい曲である...
野村胡堂 「楽聖物語」
...曲者の得物を叩き落して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あつしにも讀めさうですね――子さらひの曲者を知りたかつたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...殊(こと)にこれらの小さい虫の合奏曲(コーラス)が突然やんで半分しかきこえない時には...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...その曲り角を無雑作(むぞうさ)に曲ろうとした瞬間...
堀辰雄 「美しい村」
...とうとう国道の曲り角で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...何とも云われぬ微妙な曲線で頬は...
宮本百合子 「暁光」
...安斎の車は仲町へ曲った...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...彼女は曲げた片肱(かたひじ)で反絵の胸を押しのけると静にいった...
横光利一 「日輪」
...身体のねじれと一緒に心もねじれたように胴で曲るのを感じつつ...
横光利一 「旅愁」
...敵意をもつ曲者(くせもの)であったやも知れぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
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