...◎不信任案は僅々九票の差なりしとは云へ兎も角も政府黨の勝利に歸して否決となり西園寺内閣の運命は茲に強固なる基礎に置かれし如くなるも曩に總辭職の噂傳へられて其一角既に崩落し二十三日の議會に於ては現内閣成立當時の原則たる山西兩系の政治的均勢明白に破壞され...
石川啄木 「雲間寸觀」
...また曩日(いつか)の樣に...
石川啄木 「天鵞絨」
...曩(さき)の高踏派と今の象徴派とに属する者その大部を占む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...曩(さき)の日のことを思うと...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...直譯:やれやれ!何が凡そ(alles)この世に可能でないか3.この二三百年來、吾々の社會生活は何んと散文的現實的かつ物質的になつて了つたことよ!224P.179am besten 最もよく(及び am kleinsten, am grten etc.)aufs beste 最もよく、出來るだけよく(及び auf schnste, aufs eiligste, etc.)im folgenden 左に、次にim ganzen 大體に於て、概してim frheren 以前、曩に、前に(frher に同じ)imbrigen 因みに、但し(brigens に同じ)vor kurzem 曩日、最近von neuem 又もや、改めてin kurzem そのうちに、最近im wesentlichen 大體に於てseit langem 以前から、ずつとvon langem her (同前)nicht im geringsten 毫末もnicht im entferntesten (同上)和譯P.1791.この婆さんは戰爭のためにすつかり逆上してゐた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...当時とは経済状態も曩日の観察をもって今日を卜することの迂愚なることはもちろんであるが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...曩(さき)に児島高徳楠木正成僧日蓮の事蹟を云々し頃日(けいじつ)また武蔵坊弁慶を称して後人の仮託に出づとなし公会において之を演じたり...
津田左右吉 「史論の流行」
...是れ曩(さき)に驚絶駭絶の経験と言ひたるものにして...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...予が曩(さき)に「我が我ならぬ我となりたり」といひ...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...曩に閣下の内閣を組織するや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...曩に閣下の内閣を組織するや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...曩(さき)に出て見たので見つかつたことと思つたに相違ないのだ...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...曩にもいふ通り先生に逢つて見たいといふ念慮は一日や二日ではなく絶えず腦髓を刺戟して居たのであるから...
長塚節 「竹の里人〔三〕」
...小林君の話によると、曩の日の先生は、写真に凝り、鉄砲に熱中し、一時は鍍金にまで手を出して、いろいろ研究をされたことがあるそうである...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...曩日(さき)に政府は卑屈無気力にして...
福田英子 「妾の半生涯」
...呉羽之介には何が何やら訳が解らなかった――曩日(さきのひ)...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...わたくしは曩(さき)に従之の名を挙げて三市さんに問うた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曩(さき)にこれを繰(あや)つりしは...
森鴎外 「舞姫」
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