...曠野を歩くと、まるで自分一人の世界にいるような感覚になる...
...この地域は人口が少なく、広大な曠野が広がっている...
...曠野に立って、青々と茂る草原を見下ろした...
...曠野を旅する人にとって、水や食料は命の糧である...
...夜には曠野に生息する動物たちの鳴き声が聞こえてくる...
...八千里の曠野(あらの)の五月闇(さつきやみ)を...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...あたかも曠野(こうや)に落雷に会うて眼眩(くら)めき耳聾(し)いたる如き...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...師や友に導かれて誤って曠野(こうや)の道に迷っても怨(うらみ)はないはずではあるまいか...
寺田寅彦 「案内者」
...人煙稀薄な曠野(こうや)の果てに...
寺田寅彦 「柿の種」
...あの満目荒寥(こうりょう)たる無人の曠野(こうや)を...
萩原朔太郎 「猫町」
...汽車は曠野を走り行き自然の荒寥たる意志の彼岸に人の憤怒(いきどほり)を烈しくせり...
萩原朔太郎 「氷島」
...傳道戰の曠野を捨てることも出來なかつたし...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...今日アルゼンチナ等の曠野(こうや)を駈け廻る野馬によく似居るので...
南方熊楠 「十二支考」
......
夢野久作 「猟奇歌」
...ハンガリアの曠野は真紅の葵の花がシンボルだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...曠野(こうや)の生んだ幻影はこの地の名物でありますが...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして、その夜、「こんな所に長居していると、いつまた、張飛が虫を起さないとも限らないから」と、董卓の陣を去って、手兵五百と共に、月下の曠野を、蕭々(しょうしょう)と、風を負って歩いた...
吉川英治 「三国志」
...曠野は果てなくまた露が深かった...
吉川英治 「三国志」
...血――曠野から洛陽の中まで...
吉川英治 「三国志」
...古典のもったような眼をかりて大きな人生の曠野や時の流れを観ること――また読者に観せることも――小説という仕事の上にあってよいし...
吉川英治 「随筆 新平家」
...曠野に燃えた怒気がそのまま口を迸って...
吉川英治 「平の将門」
...この時代の曠野の人間は――いや...
吉川英治 「平の将門」
...曠野(こうや)の一角に立っていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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