...曠野(あらの)の暗夜(やみ)を時々(とき/″\)けつまづくやうに慌(あわたゞ)しく過(す)ぎた...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...四時半に熊笹が全く絶えて一大曠野に出た...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...日本が初めて欧州の強国を相手にした曠古(こうこ)の戦争...
田山花袋 「田舎教師」
...また一方の逆流は今の日本橋区(にほんばしく)の目抜きの場所を曠野(こうや)にした...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...弁信はひとり曠野(こうや)をさまようて...
中里介山 「大菩薩峠」
...支那の曠野を漂泊して居た孔子が...
萩原朔太郎 「宿命」
...ニコラスは曠欠を恐れて叔父のニコライ大公に譲位しようとしたが...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...しかし広大無辺の曠野には闃(げき)として声なく...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「沈黙」
...無辺なる宇宙の曠野から...
牧野信一 「浪曼的月評」
...土地を再び曠野(こうや)に返すまいと思えば...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...底の方に溜まっている四百億円の砂金をスコップで貨車へ積み込もうという曠古(こうこ)の大事業だ...
夢野久作 「近世快人伝」
...ハンガリアの曠野の終る所...
横光利一 「欧洲紀行」
...曠(はれ)の試合場に向う血祭りにしてしまえッ」と玄蕃は鞍壺(くらつぼ)を叩いて怒喝した...
吉川英治 「剣難女難」
...わははは」小覇王(しょうはおう)一曠(はれ)の陣頭で...
吉川英治 「三国志」
...呂曠と呂翔もつれて行ってしまったが...
吉川英治 「三国志」
...きょうを曠(はれ)と装ったのであるから...
吉川英治 「新書太閤記」
...この曠世(こうせい)な大演武には...
吉川英治 「新書太閤記」
...曠野(こうや)は...
吉川英治 「親鸞」
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