...他の指導に依頼して暢気な行路をたどりし吾々...
伊藤左千夫 「師を失いたる吾々」
...折角卒業の間際(まぎわ)まで漕付けながら袴(はかま)を脱ぐ如く暢気(のんき)に学校を罷(や)めてしまい...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...元来暢気(のんき)に生れついたわたくしは...
海野十三 「第四次元の男」
...そしてその暇々(ひまひま)に筆を執(と)ったりして至極暢気(のんき)に日を送っていたのです...
江戸川乱歩 「黒手組」
...「けんちゃんか」「暢気(のんき)じゃないか...
田中貢太郎 「春心」
...暢気な遊びをした...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...こちらを暢気だとあざけっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかにも常識を欠いた暢気(のんき)な行動である...
夏目漱石 「明治座の所感を虚子君に問れて」
...どんなに暢気(のんき)な私(あっし)でも心細い」「それでは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...又もとの暢気さに立ちかへつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...暢気(のんき)そうに長々と野球の話をはじめるので...
平林初之輔 「鉄の規律」
...早く支度しねえか!」「併し折角帰って来たんだから俺ァお半の処へ一寸寄って行きてえなァ」「この野郎暢気な事云ってやがらァ...
山中貞雄 「森の石松」
...暢気(のんき)にして精の付く喰(た)べ物をたべる...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...そんな暢気(のんき)なこと云ってるけど...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...「誰であろう? ……暢気(のんき)らしゅう……」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...暢気(のんき)を残している質(たち)の藤吉郎も...
吉川英治 「新書太閤記」
...だんだん暢気者(のんきもの)らしい恰好に変って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...暢気(のんき)な」「違うか」「いやさ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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