...夏の暑い盛りであったので...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...暑い盛りの午後二時過...
石川啄木 「鳥影」
...暑い盛りに背中へ沢山の灸(きゅう)をすえられた経験があるが...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...夏の暑い盛りだと下帯一つの丸裸で晩酌の膳の前にあぐらをかいて...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...日中の暑い盛りにはやはり暑いには相違ない...
寺田寅彦 「夏」
...一日暑い盛りに門へ出たら...
寺田寅彦 「花物語」
...昼間暑い盛りに軽い機械的な調べ仕事をするのも気持ちがいい...
寺田寅彦 「備忘録」
...しかし暑い盛りに軽い仕事をして頭のぼうっとした時の快感がちょうどこの陶然たる微酔の感と同様なものではないかと思われる...
寺田寅彦 「備忘録」
...人間は牛馬のように駆使(こきつか)いさえすれあ可(い)いものだと思っている人間だもの」三十三夏の暑い盛りになってから...
徳田秋声 「あらくれ」
...暑い盛りの八月も過ぎて...
徳田秋声 「あらくれ」
...暑い盛りの歌舞伎座は...
徳田秋声 「仮装人物」
...しかし暑い盛りの八月を東京まで来て送ろうとも考えていなかった...
夏目漱石 「こころ」
...すると夏の暑い盛りに明治天皇(めいじてんのう)が崩御(ほうぎょ)になりました...
夏目漱石 「こころ」
...ところが余り暑い盛りに大患後の身体(からだ)をぶっ通(とお)しに使うのはどんなものだろうという親切な心配をしてくれる人が出て来たので...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...そうして宿屋を出る時は最早九時にも十時にもなって居る事があって詰り朝の涼い間をかえって宿屋で費し暑い盛りを歩かねばならぬような事になる...
正岡子規 「徒歩旅行を読む」
...こう書くと何だか暑い盛りに一層あつっぽい息をかけるようですみませんが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どんな暑い盛りに咲いてゐてもこの花には秋のこころが動いてゐる...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索
