...悪事にかけては普通人の及ばぬ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...普通人の愛慾心理も押詰めて行ったら...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...芸術の基礎は普通人の心理的事実の上に据えなくてはならないものではあると思う...
津田左右吉 「偶言」
...普通人々の有っている空間という概念――人々が普通有っている概念が必ずしも常識的概念ではないことを忘れてはならぬ――が...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...私は却て普通人よりも人生を観得なかったのである...
二葉亭四迷 「平凡」
...履とは普通人の履物のこと...
穂積陳重 「法窓夜話」
...最初、ブレア著『墓』を読んだら、自分が普通人か、極悪人か分からなくなった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...彼はじつに組織的な時としてははるかに普通人を凌駕(りょうが)する明徹な頭脳の所有者だった...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...普通人的な関係へ踏み入り...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...彼の著書は普通人(ふつうじん)の間で読まれている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...普通人間が椅子にかけるようにゆったり深く椅子の背にもたれてかけていたばかりだ...
宮本百合子 「刻々」
...その云い方は普通人の所謂挨拶らしい感じが爪の垢ほどもなかった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...普通人が常識の範囲内でだけしか仕事が出来ないのを私は「第六感」の範囲まで神経を高潮させて仕事をするからで...
夢野久作 「暗黒公使」
...その熟睡状態なるものが普通人のソレと違って来る……つまり普通の熟睡の程度をズット通り越して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...現代医学に依ると普通人の平静な呼吸の約十八...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...人前だけを繕(つくろ)って知らぬ顔をしているのが普通人であるが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...普通人と精神病者との区別が付けられないのは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...普通人が歩くよりも早い速度で飛んで行くのであった...
夢野久作 「一足お先に」
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