...帰途についた時風が出た...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...西南の時風(じふう)にはたかれて進む獅子のやうな印度洋の怒濤が...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「椰子の樹」
...・風の中の変電所は午後三時風ふく西日の...
種田山頭火 「其中日記」
...非常報知のサイレンが長う鳴る……非常時風景の一断面だ...
種田山頭火 「其中日記」
...まことに花時風雨多である...
種田山頭火 「其中日記」
...どこへ行つても戦時風景だが...
種田山頭火 「其中日記」
...……花時風雨多、今日は風が出て雨がばらついた...
種田山頭火 「松山日記」
...処でこの非常時風景を世間では漫然とファシズムという名で呼んでいるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...この時風上十二フィートくらいのところで...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...雲のへりがまるで虹(にじ)で飾(かざ)ったようだ」西の方の遠くの空でさっきまで一生けん命(めい)啼(な)いていたひばりがこの時風に流(なが)されて羽(はね)を変(へん)にかしげながら二人のそばに降(お)りて来たのでした...
宮沢賢治 「おきなぐさ」
...丁度その時風が出て...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...どやどや割りこんで来た今時風(いまどきふう)な若雑人の一と組なのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...武家全般の時風(じふう)とあれば...
吉川英治 「私本太平記」
...わけて知職人の多い南都は時風(じふう)も烈しい...
吉川英治 「私本太平記」
...逆(さか)しまな時風となった」「そうです...
吉川英治 「私本太平記」
...元禄の腐(す)えた時風に同調していない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...〔一般時風〕数百年の貴族政治には民心も飽いていたし...
吉川英治 「随筆 新平家」
...それを時風と見慣れて人も怪しまないのだ...
吉川英治 「源頼朝」
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