...昼も夜も漫然と夢みがちな生活を送りながら...
芥川龍之介 「尾生の信」
...昼間探しても少しだッて姿を見せぬ...
岩野泡鳴 「猫八」
...やはりこんなとこでないとねえ」城介が頭髪を刈ったのは、昨日の昼である...
梅崎春生 「狂い凧」
...たちまち室内(しつない)は昼を欺(あざむ)くように煌々(こうこう)たる光にみちた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...吉原と同じように昼と夜とではまるで表情を異にするのである...
高見順 「如何なる星の下に」
...白昼不意に暴風雨が起って...
田中貢太郎 「太虚司法伝」
...おとうふ買うてもどる・新道まつすぐにして三日月・夜(ヨル)へ咳入る(改作)わたしがはいればてふてふもはいる庵の昼・ひとりで酔へばこうろぎこうろぎ十月五日めづらしく朝寝した...
種田山頭火 「其中日記」
...しかし熱海(あたみ)の間歇泉(かんけつせん)から噴出する熱湯は方尺にも足りない穴から一昼夜わずかに二回しかも毎回数十分出るだけであれだけの温泉宿の湯槽(ゆぶね)を満たしている事を考えればこれも不思議ではないかもしれない...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...岸で昼寝をすることがいくどもありました...
豊島与志雄 「正覚坊」
...殊に昼間は、どうしてもうまくまとまりがつかなかった...
豊島与志雄 「反抗」
...昼食、宿のパン、紅茶に、森氏お持たせのローマイヤのコールチキンとハム等...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ギラギラと眼呟しい真昼の陽の中で二人の井戸掘人が満身に力を込めて...
牧野信一 「毒気」
...桟敷の毛氈のいろ褪せた朱や昼芝居の舞台を走る鼠を追つて黒衣が竹の棒で追歩く宮戸座内部の光景を...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...ひるに戻ってふたりの昼餉(ひるげ)をつくり...
山本周五郎 「日本婦道記」
...昼餉(ひるげ)を喰べているところだった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...ひとまず諸卿は中殿(ちゅうでん)(清涼殿)の昼ノ御座から西の渡殿(わたどの)を...
吉川英治 「私本太平記」
...一抹の妖雲にも似た昼霞が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...昼の日なか、しょっちゅう道を間違えてるんだもの...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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