...……そこには昔の面影は...
梅崎春生 「幻化」
...やはり昔の方が大きかつたらしく思はれる...
薄田泣菫 「茶話」
...ここは朝鮮王朝の昔の王宮のあったところだから宏壮なのは当然である...
高見順 「いやな感じ」
...白骨を抱きて榮枯を計りし昔の夢(ゆめ)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...江崎寫眞館も赤煉瓦だけ昔のまま殘つたがあのあたりはすつかり變つたものだ...
竹久夢二 「砂がき」
...今にリヽーが昔のいちやつきを思ひ出して...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...この死滅した昔の栄華と歓楽の殿堂の跡にこんなかよわいものが生き残っていた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...在りし昔の事実が窺知される...
中山太郎 「屍体と民俗」
...また昔のことを思い出したよ...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...昔の桜川の流域に流し込み...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...それに三年前から昔の友達だつたといふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昔の妻の姿を見て...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...貧しい家族に一銭の仕送りも考へてくれないやうな男には何の思ひもなかつた、いまでは、遠い昔の、ナムアミダブツ、ナムアミダブツと祈つて身を任せた、あの逞ましい老人に何とも云へないなつかしささへ感じてゐる...
林芙美子 「瀑布」
...昔のことはどうでもええです...
火野葦平 「花と龍」
...そこに昔の大通(だいつう)のあつさりした遊振りを思合せて...
平出修 「瘢痕」
...旅寐する人のささやき雨の声潮の響き噴泉の音昔の別府...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...昔の姿のままで今も活きているのであります...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...昔の人にはできたものと思われる...
柳田国男 「海上の道」
便利!手書き漢字入力検索
