...ファラデーは日の昇るのを見るのが好きなので...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...昇る気づかいのない竜を待って...
芥川龍之介 「竜」
...殺人未遂(みすい)事件でしょうね」明智はもうもうと立昇るフィガロの煙の中からいった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...立ち昇る炊煙の上に帰り花十一月二十八日 「玉藻五句集(第四十六回)」おでんやを立ち出でしより低唱す十二月六日 家庭俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...コップからたち昇る湯気...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...言わば司教よりも高きに昇るか囚人よりもなお低きに落つるか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...然(さ)ればわれ何ぞ史伝の階段を極め昇るに及ばんや...
永井荷風 「霊廟」
...香爐から立ち昇る淡い淡い煙幕の蔭に居るのは...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...二階へ昇ると、支配人の佐吉が、駈け付けた分家や親類の人と應對して、何やら重大さうに囁いて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昇るか落ちるかする円い太陽を見るようでした...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...こっちを振り向いた顔が急に白く光る)ズンズン昇る...
三好十郎 「冒した者」
...事業の暴風(あらし)に身を委ねて降りては昇る...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...夜更けて月の昇るまで坐らず腰かけず...
柳田国男 「年中行事覚書」
...貝の罐詰工場の煙突からたち昇る煙と...
山本周五郎 「青べか物語」
...椰子に昇るときには...
横光利一 「欧洲紀行」
...そんなに訊ねている間にも真紀子と久慈の昇る力が喰い違った...
横光利一 「旅愁」
...俄(には)かに紅鷺(べにさぎ)のやうに赤く染まつて……日が昇るのですね...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...すでに、陽も昇る...
吉川英治 「私本太平記」
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