...昇る気づかいのない竜を待って...
芥川龍之介 「竜」
...昇る時も、裾捌(すそさば)き静(しずか)なり...
泉鏡花 「海神別荘」
......
伊藤左千夫 「紅葉」
...若者は、ちょっと下を見たが、「ナアニ」という顔で、なおも上へ上へと、よじ昇る...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...にはかに高位高官に昇ると...
太宰治 「右大臣実朝」
...竈から昇る熱気にでも吹かれているように...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...軽い陽炎(かげろう)がゆらゆらと立昇るのを...
豊島与志雄 「土地」
...一郎右衛門は、静かに、立昇る香の煙が、天井へまでも、消えないで、昇って行くのを、じっと、眺めていたが、机の上の短冊をとって、歌を書きつけた...
直木三十五 「南国太平記」
...天上に昇ると考えたのはその後である)へ赴き...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...芬々(ふんぷん)として妖氣が立昇るやうな氣がするのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さてこそと天にも昇る心地(ここち)にて...
福田英子 「妾の半生涯」
...それが殆ど天井迄蔦の如くに匍ひ昇る...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...狭い階段を薄暗い竪坑でも昇るように...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...「子良や迚(とて)も此(この)羽衣だけではお前までつれて昇る力がありません...
宮原晃一郎 「子良の昇天」
...暫時の間に去るべければ日の昇るを待てと言ふまゝに...
柳田国男 「山の人生」
...手探りで廻り昇るため方向の変り日毎に二人は突き衝ってばかりいた...
横光利一 「旅愁」
...洞の底からでも昇るやうな気はひで階また階をつたつて来た靴音が突然おれの部屋の前で止まつた...
與謝野寛 「素描」
...黒煙の立ち昇るのが見えた...
吉川英治 「三国志」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
