...うらうらと昇って参ります...
芥川龍之介 「邪宗門」
...姿を粛(しずか)に、深く差俯向(さしうつむ)き、面影やややつれたれども、さまで悪怯(わるび)れざる態度、徐(おもむろ)に廻廊を進みて、床を上段に昇る...
泉鏡花 「海神別荘」
...しかし成層圏へ上ったら、空気と圧力が稀薄になるから、児玉も自然猫のようにおとなしくなるだろう」成層圏(せいそうけん)征服宇宙偵察隊の噴射艇二台は、引続き調子もよく、上昇していく...
海野十三 「宇宙戦隊」
...それは御坂(みさか)山脈のあたりから発生した上昇気流が...
海野十三 「雷」
...さし昇る朝日を受けて金色に輝いている窓枠を眺めたり...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...雑多な物音の入り交った街路の喧騒が立ち昇っていた...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...先生がベルリン大學に呼ばれた頃 實驗物理學者が腐心していた研究は 黒体が温度の上昇に從い輻射する光波の波長に關する測定であつた...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...この土地では冬の六カ月の間気温が零下五度以上に昇ることは殆(ほと)んどない...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...この昇降器は普通のように...
夏目漱石 「行人」
...それぞれ捲上の線に添うて昇って行った...
葉山嘉樹 「坑夫の子」
...考えも及ばぬような大変な地位の昇進なんですからね...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...昇が背なかに円(まろ)く切抜いた白紙(しらかみ)を張られてウロウロとして立ている...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ながいこと大夫(たいふ)の位より昇進しなかった道綱が...
堀辰雄 「ほととぎす」
...地面から立ち昇っていた――という風に話ははじまった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...お日様はにこにこしてだんだん高く空にお昇(のぼ)りになります...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...まっすぐ立ち昇っていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...緑の野山を蹴落しつつスバラシイ急角度で上昇し始めた...
夢野久作 「怪夢」
...細い糸のような湯気が仄(ほの)かに立ち昇っている...
夢野久作 「暗黒公使」
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