...火食(かしょく)の煙が幾すじもかすかに立ち昇っている様も見えた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...その屋根へでもよじ昇る外には...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...フワリフワリと昇って行ったのでございます...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...一等車の昇降口に...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...比諭(たとへ)ば階下(かいか)にありて昇殿(しようでん)の位(くらゐ)をうらやむがごとし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...ところが結晶の生長は水蒸気の上昇対流の中で起るので動くのが当然である...
中谷宇吉郎 「映画を作る話」
...普通に毛を上昇気流にさらすと...
中谷宇吉郎 「雪」
...入れ違ひにお濱が昇つて來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこは硝煙叢雲(むらくも)のごとく立ち昇り...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...昇は得々として機嫌(きげん)顔...
二葉亭四迷 「浮雲」
...偶々(たまたま)昇が...
二葉亭四迷 「浮雲」
...九度二分迄又上昇...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...太陽が昇り、静かな海から大きな船がやってきた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...月が昇るのではございますまいか...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...階段を滑稽な脚どりで昇り降りしたりするが...
牧野信一 「鸚鵡のゐる部屋」
...弟子の三木助君(その頃柳昇)は太神楽の一座へ入ってお茶を濁していたのであるから...
正岡容 「わが寄席青春録」
...小さい人の名づけ親に御昇格です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...立ち昇る白煙に隠れて川上と川下に別れさせた...
横光利一 「日輪」
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