例文・使い方一覧でみる「早々」の意味


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...僕は帰り早々民子のことを問うのが如何にも極り悪く...   僕は帰り早々民子のことを問うのが如何にも極り悪くの読み方
伊藤左千夫 「野菊の墓」

...新年早々筆を手にする余裕もなかったのである...   新年早々筆を手にする余裕もなかったのであるの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...ともかく上陸早々襲撃せられるまでも何はともあれ...   ともかく上陸早々襲撃せられるまでも何はともあれの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...………正月早々愚痴(ぐち)ヲナラベル結果ニナッテ僕モイササカ恥カシイガ...   ………正月早々愚痴ヲナラベル結果ニナッテ僕モイササカ恥カシイガの読み方
谷崎潤一郎 「鍵」

...敬治君は朝飯も食べないで早々帰つていつた...   敬治君は朝飯も食べないで早々帰つていつたの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...その朝は早々起きて物置の二階から祭壇を下ろし煤(すす)を払い雑巾(ぞうきん)をかけて壇を組みたてようとすると...   その朝は早々起きて物置の二階から祭壇を下ろし煤を払い雑巾をかけて壇を組みたてようとするとの読み方
寺田寅彦 「祭」

...南玉が「又、明晩も、早々から」と、お叩頭をして「若旦那、あっしゃあ、奉行め、もし、若旦那を罪にしゃあがったら、高座で、奉行が袖の下を取って、罪のない者を、召捕ったと、御政道をめちゃめちゃにこき下ろしてやろうと――」「袖の下などと、何故判る?」「そりゃ、ちゃんと、上は天文から――」「下夜鷹の湯巻に至るまで」と、庄吉が、口を出した...   南玉が「又、明晩も、早々から」と、お叩頭をして「若旦那、あっしゃあ、奉行め、もし、若旦那を罪にしゃあがったら、高座で、奉行が袖の下を取って、罪のない者を、召捕ったと、御政道をめちゃめちゃにこき下ろしてやろうと――」「袖の下などと、何故判る?」「そりゃ、ちゃんと、上は天文から――」「下夜鷹の湯巻に至るまで」と、庄吉が、口を出したの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...まして、謂わんや、斉興公への忠義になることを――この老人は、体よく、わしに、退去を願いに来たのであろうが、云われずとも、この炎暑の天に、諸天を迎えて祈ることは、何時よりも効験の著しいことだ――かかろう)牧は、「明日、早々に、山へ籠ることに仕(つかまつ)ろう」「いや、そうせかずとも――」と、江阪は、外を眺めていた...   まして、謂わんや、斉興公への忠義になることを――この老人は、体よく、わしに、退去を願いに来たのであろうが、云われずとも、この炎暑の天に、諸天を迎えて祈ることは、何時よりも効験の著しいことだ――かかろう)牧は、「明日、早々に、山へ籠ることに仕ろう」「いや、そうせかずとも――」と、江阪は、外を眺めていたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...「拜啓陳者(のぶれば)」に初まつて「早々頓首」に終るのが...   「拜啓陳者」に初まつて「早々頓首」に終るのがの読み方
永井荷風 「新歸朝者日記」

...美少年と、無遠慮に駕籠(かご)に相乗りをして来たこと、宿へ着くと早々、お銀様を閑却して、かの美少年と長時間水入らずの会話をつづけたこと、この二つがお銀様の、あんまり曲っていないつむじを、曲らしむるには余りあること...   美少年と、無遠慮に駕籠に相乗りをして来たこと、宿へ着くと早々、お銀様を閑却して、かの美少年と長時間水入らずの会話をつづけたこと、この二つがお銀様の、あんまり曲っていないつむじを、曲らしむるには余りあることの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...新婚早々それはあまりに人騒がせなので...   新婚早々それはあまりに人騒がせなのでの読み方
野村胡堂 「身代りの花嫁」

...お前さん蚊が喰ひますから早々(さつさつ)とお上りなされと妻も気をつくるに...   お前さん蚊が喰ひますから早々とお上りなされと妻も気をつくるにの読み方
樋口一葉 「にごりえ」

...「新婚早々で、鎌倉の材木座に住んでいたが、この前の戴冠式(たいかんしき)に、足柄で英国へ行って帰ってきたあと、どうしても、ある男に懲罰を加えてやらなければ、おさまらないことになった……撃っても、斬っても、恥の上塗りになるという、やる瀬ない事情なもんだから、その男を、あるところへひっぱりだして、車でつっかけて、始末してしまおうと思った……あなたも知っている人物だから、名を言ってもかまわない……その男というのは、神月伊佐吉です」新婚早々の細君を鎌倉に残し、英国の戴冠式に行っている間に、刃傷沙汰(にんじょうざた)に及ばなくてはならないような事件が起き、そしてその相手が神月伊佐吉ということになれば、聞かなくともおおよそのところは察しられそうだったが、中村が、なぜこんなうちあけ話をする気になったのか納得がいかず、サト子は、浮かない顔で聞いていた...   「新婚早々で、鎌倉の材木座に住んでいたが、この前の戴冠式に、足柄で英国へ行って帰ってきたあと、どうしても、ある男に懲罰を加えてやらなければ、おさまらないことになった……撃っても、斬っても、恥の上塗りになるという、やる瀬ない事情なもんだから、その男を、あるところへひっぱりだして、車でつっかけて、始末してしまおうと思った……あなたも知っている人物だから、名を言ってもかまわない……その男というのは、神月伊佐吉です」新婚早々の細君を鎌倉に残し、英国の戴冠式に行っている間に、刃傷沙汰に及ばなくてはならないような事件が起き、そしてその相手が神月伊佐吉ということになれば、聞かなくともおおよそのところは察しられそうだったが、中村が、なぜこんなうちあけ話をする気になったのか納得がいかず、サト子は、浮かない顔で聞いていたの読み方
久生十蘭 「あなたも私も」

...先書状延引御断旁(かた/″\)早々申上残候...   先書状延引御断旁早々申上残候の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...――玄徳、近ごろ天子に奏請して、南陽を攻め取らんと願い出ていると」「むム」「また、一方、玄徳が方へも、再度の勅使を立て――袁術、朝廷に対して、違勅の科(とが)あり、早々、兵を向けて南陽を討つべしと、詔を以て、命じます...   ――玄徳、近ごろ天子に奏請して、南陽を攻め取らんと願い出ていると」「むム」「また、一方、玄徳が方へも、再度の勅使を立て――袁術、朝廷に対して、違勅の科あり、早々、兵を向けて南陽を討つべしと、詔を以て、命じますの読み方
吉川英治 「三国志」

...司馬懿は、感泣して、「勅命をもうけず、早々、途上において戦端をひらき、僭上(せんじょう)の罪かろからずと、ひそかに恐懼(きょうく)しておりましたのに、もったいない御諚をたまわり、臣は身のおくところも存じませぬ」と、ひれ伏した...   司馬懿は、感泣して、「勅命をもうけず、早々、途上において戦端をひらき、僭上の罪かろからずと、ひそかに恐懼しておりましたのに、もったいない御諚をたまわり、臣は身のおくところも存じませぬ」と、ひれ伏したの読み方
吉川英治 「三国志」

...初春(はる)早々...   初春早々の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...お帰り早々、いやなお話も如何でしょうか...   お帰り早々、いやなお話も如何でしょうかの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「早々」の読みかた

「早々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「早々」

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