...また旧弊な連中(れんじゅう)は...
泉鏡花 「婦系図」
...もうその頃は年寄で他にいろいろな傾向の新しい彫刻が出て旧弊な彫刻家になっていたが...
高村光太郎 「回想録」
...今時あまり旧弊なことを云うているとますます婚期を逸してしまうばかりだから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今時そんな旧弊なことをと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...けど今時(いまどき)そんな旧弊な読み方をする人があるか知ら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...なぜなら、以後はエルンストの品行を批判する権利を失ったばかりでなく、また、兄としての義務について、きわめて高い、きわめて素朴な、多少旧弊な、そして多くの人には滑稽(こっけい)に思われるかもしれないほどの、一つの観念をもっていたからである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」「家のように旧弊なところでは...
豊島与志雄 「自由人」
...「私は旧弊なことを考えたものです...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...あの旧弊な老耄(おいぼれ)を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「とにかく旧弊な婆さんだな」「旧弊はとくに卒業して迷信婆々(ばばあ)さ...
夏目漱石 「琴のそら音」
...ペンとそうしてペン軸(じく)の旧弊な昔に逆戻りをした...
夏目漱石 「余と万年筆」
...この点に関してはゲーレンもパラセルサスも旧弊なる扁鵲(へんじゃく)も異議を唱(とな)うる者は一人もない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...こんな真似をして澄(すま)していたものは旧弊な亡者(もうじゃ)と...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...旧弊な由紀子の両親の気に入らず...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...旧弊な大名の伜ヨ...
久生十蘭 「湖畔」
...陶の父は旧弊な商賈(しょうこ)根性のもので...
久生十蘭 「湖畔」
...彼の上役というのが極めて旧弊な...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...旧弊なことをいうのは止めろ...
三好十郎 「斬られの仙太」
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