...旧弊な家風に反抗し...
太宰治 「新ハムレット」
...この点では却って旧弊な執事等より進取的であった...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...なぜなら、以後はエルンストの品行を批判する権利を失ったばかりでなく、また、兄としての義務について、きわめて高い、きわめて素朴な、多少旧弊な、そして多くの人には滑稽(こっけい)に思われるかもしれないほどの、一つの観念をもっていたからである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」「家のように旧弊なところでは...
豊島与志雄 「自由人」
...あの旧弊な老耄(おいぼれ)を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「とにかく旧弊な婆さんだな」「旧弊はとくに卒業して迷信婆々(ばばあ)さ...
夏目漱石 「琴のそら音」
...ペンとそうしてペン軸(じく)の旧弊な昔に逆戻りをした...
夏目漱石 「余と万年筆」
...この点に関してはゲーレンもパラセルサスも旧弊なる扁鵲(へんじゃく)も異議を唱(とな)うる者は一人もない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...こんな真似をして澄(すま)していたものは旧弊な亡者(もうじゃ)と...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...旧弊な家族の者は...
野村胡堂 「女記者の役割」
...旧弊な由紀子の両親の気に入らず...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...旧弊なれどお月見の真似事に団子(いしいし)をこしらへてお月様にお備へ申せし...
樋口一葉 「十三夜」
...旧弊な大名の伜ヨ...
久生十蘭 「湖畔」
...陶の父は旧弊な商賈(しょうこ)根性のもので...
久生十蘭 「湖畔」
...彼の上役というのが極めて旧弊な...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...旧弊なことをいうのは止めろ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...旧弊なことを言うのは止めろ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...ハハハハホホホホホ……私の実父の柳仙は旧弊な人間で御座いましたので...
夢野久作 「二重心臓」
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