...秀吉は北条征伐の陣中より淀君が許に一書を寄せて、『二十日ごろに、かならず参候て、わかぎみ(鶴松)だき可申候...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...日ごろに似ずものやさしい...
芥川龍之介 「偸盗」
...この少年は、日ごろから、つくり話がうまく、また、その話しかたが、じつに、じょうずでしたが、こんどは、つくり話ではありません...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...日ごろからいだいていたこんな考えが昨今カメラをさげて復興帝都の裏河岸(うらがし)を歩いている間にさらにいくらかでも保証されるような気がするのである...
寺田寅彦 「カメラをさげて」
...そのことを彼は日ごろかつて口にしたこともなかったのである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...日ごろでさえ赤い恵比須顔に一段と朱をそそいで...
久生十蘭 「魔都」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...落ち着け! こんなときは落ち着きが何よりだ――日ごろから...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...日ごろ妹たちにも大人並には思えないような風に見られていたのに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...寿江子は三日ごろ伊豆行...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ひさ七日ごろかえります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...日ごろは柔弱なと...
吉川英治 「私本太平記」
...日ごろの荒武者どもを...
吉川英治 「新書太閤記」
...つい、今朝までは、旗本のうちに、伍(ご)していたのであるが、日ごろ、使える男と見ておいた家康が、「きょうこそ、思いのまま、そちの性根(しょうね)を出してみい」といって、手勢三千人をさずけ、きょうの、最名誉であり、また最苦難でもある、先鋒に立たせたのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...日ごろのゲジゲジも迂路鼠(うろねずみ)も青草蛇(あおだいしょう)も...
吉川英治 「新・水滸伝」
...日ごろの同情があつまっていたのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...つね日ごろ女房泣かせの輩(やから)が来ては「おれにも書いてくれ」と請われるまま...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...命拾いをしたようなもんだ」「来月の十日ごろ...
吉川英治 「松のや露八」
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