...その頃の生命の新鮮さを失わないでいる...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...暁そのものの持つ生れたばかりの新鮮さと雄々しさとを感得してゐるのだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...構成の巧みさ、感覚の新鮮さ、私は世界一の山の小説家はアルマンだと思っている...
妹尾韶夫 「「ザイルの三人」訳者あとがき」
...その忠誠心は彼女がここに来た際に纏っていた新鮮さと活力を削ぎとっているからだ...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...すでにどの作家も推理小説に手がけた最初のころのような新鮮さを失い...
十返肇 「日本推理小説の曲り角」
...その新鮮さそのものだけですでに十分に人々を納得させ得るだけの真理のあったものでも...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...水面に更に露がおりたような新鮮さを持っていました...
豊島与志雄 「崖下の池」
...いま眼の前に出現した出来事の新鮮さに戦きながら...
原民喜 「夏の花」
...二十年前のままの新鮮さをもって...
平林初之輔 「二人の盲人」
...新鮮さを澁面(じふめん)に化してゐた――其處では山は孤獨の寂しい願と沈默に入る最後の隱家(かくれが)を護(まも)つてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...生命性の新鮮さは既に過ぎ去つてゐる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...云うに云えない今日の新鮮さ...
宮本百合子 「合図の旗」
...大人をおどろかせる子供の新鮮さというものの価値はもっと尊重され...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そしてセンスの新鮮さとから来ているように思われる...
三好十郎 「恐怖の季節」
...いつも絵に新鮮さがある所以(ゆえん)がここに見られます...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...太古の憂鬱さと新鮮さとが身に滲み込んで来る...
横光利一 「欧洲紀行」
...田楽(でんがく)にした茄子の新鮮さを...
吉川英治 「新書太閤記」
...その新鮮さは桃山時代に生まれていまなほつづいてゐる...
吉野秀雄 「長谷川等伯の「松林図屏風」」
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