...料簡(りょうけん)の狭い話...
泉鏡花 「婦系図」
...べらぼうな料簡方(りょうけんかた)だい...
泉鏡花 「婦系図」
...承知するともしないともこの三日の間にわたしの料簡(りょうけん)を定(き)めますから」父は今にも怒号せんばかりの顔色であるけれど...
伊藤左千夫 「春の潮」
...あなたにはわが子をかばうという料簡がないだなあ」「そんな事はない」「ないったって...
伊藤左千夫 「春の潮」
...お前はそれを自分の料簡一つでやらうと思つたのかい? お前は彼奴が此處にゐたことを知らせまいとしてゐるやうだが...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...次官になつたからといふので慌てゝ駆付けたのでは料簡が卑劣すぎやう...
高田保 「貸家を探す話」
...小説などよりも比較的古い匂いのするものであるということはまず頭においておかないととんだ料簡(りょうけん)違いをするようになります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...自分の狭い料簡(りょうけん)で...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...西も東も知らねえおさな児を、かわいそうに野原の真中へ打捨(うっちゃ)って、虎狼(とらおおかみ)に食わせようなんていう不料簡な親を慕って、それにめぐり逢いてえなんて、だいそれた料簡だ、よくねえ料簡だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...おすがのお袋の料簡を聞いて見ると此は單純なものだ...
長塚節 「芋掘り」
...假令(たとひ)どうしても其(その)統領(とうりやう)を欺(あざむ)いて其(そ)の僅少(きんせう)な前借(ぜんしやく)の金(かね)を踏(ふ)み倒(たふ)す程(ほど)の料簡(れうけん)が起(おこ)されなかつたのである...
長塚節 「土」
...勘次(かんじ)さんも惡(わる)い料簡(れうけん)でしたんでもなかんべえから」と宥(なだ)めても到頭(たうとう)卯平(うへい)は聽(き)かなかつた...
長塚節 「土」
...藏(くら)の親方(おやかた)は勘次(かんじ)がどういふ料簡(れうけん)であるといふことは卯平(うへい)へはいはなかつた...
長塚節 「土」
...そこでまあ十一月二十五日が来るまでは構うまいという横着な料簡(りょうけん)を起(おこ)して...
夏目漱石 「私の個人主義」
...俺はそんなさもしい料簡方は大嫌ひだ」「そんな氣障(きざ)なことは言やしません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...益々疑はれるばかりですもの」「それが素人料簡といふものだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...舅を殺すのはどういう料簡(りょうけん)だい」「?」こう平次に畳み込んで来られると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お父さん達の料簡(りょうけん)では...
森本薫 「華々しき一族」
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