...文学士酒井俊蔵の愛娘である...
泉鏡花 「婦系図」
...酒井俊蔵は世に聞えたる文学士である...
泉鏡花 「婦系図」
...黒川先生御夫婦と鞠子さんを除いた四人の会員、熊浦氏と、園田文学士と、一寸法師の槌野君と、僕とが、応接室に集って、気拙(きまず)い顔を見合せていた...
江戸川乱歩 「悪霊」
...殺人者だということになる訳ですね」無闇にスパスパと両切煙草をふかし続けていた園田文学士が...
江戸川乱歩 「悪霊」
...祖父江さんは御承知でしょうが」園田文学士が...
江戸川乱歩 「悪霊」
...ここのご主人は文学士なのに...
太宰治 「饗応夫人」
...まあ文学士という事になるわけだが...
太宰治 「未帰還の友に」
...首尾よく文学士になって...
辰野隆 「感傷主義」
...こんな真似をして嬉しがるようでは文学士の価値(ねうち)もめちゃめちゃだ」と高柳君は瞬時にしてまた元(もと)の浮かぬ顔にかえる...
夏目漱石 「野分」
...その道也先生がね――やっぱり君、文学士だぜ...
夏目漱石 「野分」
...王朝文学を講ずる文学士の発生にむかって...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...文学士なんてものは小説を書かせたら駄目なものだと思つてゐた...
水野葉舟 「言文一致」
...あの方は文学士で大学の助教もなさるそうだから...
三宅花圃 「藪の鶯」
...家も邸(やしき)も手広くして人出入さえ多き中に去年当家の若旦那が大学校を卒業されて文学士というエライお方になられたげなと評判隣村にまで広がりしより取分け人の訪(と)い来(く)る事多く主人夫婦は応接に遑(いとま)あらず「イヤこれは八兵衛(べえ)さんよくおいでだね」八兵衛「ヒエー...
村井弦斎 「食道楽」
...良人よりもお代の父が当推量(あてずいりょう)「ナニ大丈夫さいやしくも文学士の家だもの...
村井弦斎 「食道楽」
...即ち新文学士の諸先生がそれである...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...三枝(さいぐさ)と云う若い文学士がいた...
森鴎外 「余興」
...生活費の不足早稲田出身の文学士様さえ...
若杉鳥子 「職業の苦痛」
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