...もっとも今日(こんにち)の保吉は話の体裁(ていさい)を整えるために...
芥川龍之介 「少年」
...演出者は威厳を整えるひまがあったら愛嬌を作ることに腐心せよということになる...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...かき乱された生活をどう整えるかという事に当惑しきっていました...
伊藤野枝 「「別居」について」
...また海陸の軍備の整えるを申すのでもない...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...僕は手筈を整えるため舞い戻ったわけだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...無理に文句の長短とか調子とかを整えるようなことさえある...
豊島与志雄 「戯曲を書く私の心持」
...旅の用意を整えるだけのものでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...僅かに息を整えるのがせいぜいだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...心の乱れを整えるため深い呼吸を丹田(たんでん)のあたりに溜(た)めた...
本庄陸男 「石狩川」
...富士山の美容を整えるその希望の一つは何んであるかというと富士山の姿をもっと佳(よ)くする事だ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...格調を整える語彙(ヴォキャビュラリー)というもの...
宮本百合子 「歌集『仰日』の著者に」
...それ迄は体の基本的な条件を整えるためにかかるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それを書くことや整えることも出来ないもやもやがあるものだ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...櫛(くし)を入れ髪を整えるのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その準備を整えることをせねばならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...筆者もノウノウと両脚を踏伸ばして居ねむりの準備を整える事が出来た...
夢野久作 「近世快人伝」
...――やがて食卓につくと、間もなく登城の日は、役服を着け、家を出る前に書院へ一応坐って、心を整える...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...まず自身を整えることが考え出された...
吉川英治 「宮本武蔵」
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