...恐らくは彼は更に敢然として「多數」を排斥したであらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...敢然として実行計画をたてた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...まさかの場合は敢然として反抗しないものでもないが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...而も彼は常に敢然として不運と戦っていく...
豊島与志雄 「「紋章」の「私」」
...敢然として学界の長老に抗議した札幌の農大の一学生があった...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...なお心中に言わんと欲することを敢然として口に出すがごときは...
新渡戸稲造 「自警録」
...敢然としてそれを拒絶したので...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...敢然としてこういい切るのでした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...敢然として抗議しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...敢然として立つた江戸の町奴...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...敢然として儀十に先んじ茂兵衛にかかる)茂兵衛 (押え付けて顔をみる)お前はこの中では少しマシだ...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...超然として心を物外に居きながら敢然として身を物内に投じて活殺自在の働きを為し得る真人間は存外少ない...
二葉亭四迷 「旅日記」
...敢然として難詰している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...僕等はそれを敢然として拒絶しなければならぬことが多い...
山中貞雄 「気まま者の日記」
...敢然として樹立されました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...学術のためとか人類文化のためとかいう名の下に敢然として非人道的な研究を断行して来たものらしい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そこで彼は圧倒的に優勢な敵に敢然として立ち向い遂に戦死した...
和辻哲郎 「鎖国」
...しかるに彼は、すでに六、七百年の伝統を有する末期のシナ禅宗の中に飛び込むとともに、敢然として、このただひとりなる如浄を正しとしたのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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