...数学の自由性を叫んで敢然立ったのは...
太宰治 「愛と美について」
...四人のひとが私のいままでの惡評を押しのけて、敢然と投票した...
太宰治 「當選の日」
...私は敢然として悠然として...
種田山頭火 「其中日記」
...グリゴリイが全力をあげて主人のために敢然として立ったのは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その挑戦に対して敢然として応じたヘンデルは見事に勝つことが出来たが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...この私がするものか」お仲は敢然(かんぜん)として喰つてかゝりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どのような警察官が敢然とこれを告発する勇気を持つであろうか...
久生十蘭 「魔都」
...猛省すべきならば敢然と省みよう...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...死に対しても敢然とぶつかってゆこうという...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...敢然と起って朝(ちょう)の御盾とならなければならぬ...
山本周五郎 「菊屋敷」
...学術のためとか人類文化のためとかいう名の下に敢然として非人道的な研究を断行して来たものらしい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...敢然顔良へ馬首をぶつけて挑(いど)んだが...
吉川英治 「三国志」
...さらにまた、徐盛を助けるために、敢然、死地へ入って行った...
吉川英治 「三国志」
...敢然(かんぜん)と礼(れい)をしながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...怒潮四千の軍馬に揉み込まれては、文字どおり鎧袖(がいしゅう)の一触(いっしょく)で、敢然、孤槍を揮(ふる)って立ち向う兵は、忽ち、泥地(でいち)の血漿(けっしょう)と化し、多くは四散して、次の防塁に拠(よ)ろうとした...
吉川英治 「新書太閤記」
...敢然(かんぜん)として立ちむかう人生の闘士の前には...
吉川英治 「新書太閤記」
...眠っているのかと、景助は、酔眼をみはったが、そうでもないらしいと見ると、いちだん声をあげて、「なぜ、私利私欲の賊臣と、国を蝕(く)う世の悪風へ、敢然、闘ってくださらなかったかっ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...敢然、一人であたって戦いぬいたそこ許(もと)の元気というか、暴勇というか、生命(いのち)知らずなところだけは大いに買おう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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