...あいつは病的な敏感さをもっていたんだ...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...人並外れた敏感さを示すのであつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...俄然おどろくべき現実に対する敏感さと...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...美や神秘に対する子供の敏感さよ...
豊島与志雄 「蜘蛛」
...竹山の敏感さにも驚かされる...
豊島与志雄 「椎の木」
...女の敏感さで、ゆき子は、おせいに何となく反感を持ち始めてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...ゆき子は女の敏感さで見抜いてもゐたし...
林芙美子 「浮雲」
...光りに擽られるかのやうに敏感さうに胸をおさへて身体を縮ませた...
牧野信一 「タンタレスの春」
...敏感さに負けたりする...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...頭の動く敏感さでかかず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...負性に対する敏感さが欠くべからざるものであるのもわかる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...而も条件的なものへの敏感さを失って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこには何か刻々に生成してゆく精神の敏感さが燃えている様が反映して居り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その顔から、少女の敏感さで、伊予子には母の泣くわけがうすら分る気がした...
矢田津世子 「女心拾遺」
...自由自在の敏感さで受容(うけい)れるところの……そうして受入れつつユラリユラリと桐の葉蔭で旋回しているところの……変幻極まりない鋭敏な...
夢野久作 「髪切虫」
...または熱の高下と患者の体質とが関連して起る苦痛の度合いとか言うものに就いて看護婦特有の……ソレ以上の親切な敏感さを持っていた...
夢野久作 「少女地獄」
...このような刺戟に対する敏感さと...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...すなわち非常な敏感さを持った或る一点が存在しておったので御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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