「放す」の意味
手放すこと
小説での「放す」の使い方
...一旦手放すときまつた雛を手放さずにすまうとは思ひません...
芥川龍之介 「雛」
...手をもぎ放すがごとくにして...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...」静(しずか)に放すと...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...「痛ッ!」探偵は手を放す...
海野十三 「暗号の役割」
...取られた手を振り放すことも出来ず...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...」キヌ子は立って、ドアを開け放す...
太宰治 「グッド・バイ」
...そこで手を放すとそのまままたぐったりとなって眠ってしまった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「織成」
...……」「……誰がお前見放すいうた? 見放したもんなら意見するはずないやないか?」「そないにいうてくれはるのん有難い思いますけど...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...児童や生徒の発する質問を愚問として突放す様な事があつてはならない...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...しかし思想を形式から引き放すことはできないのだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ストラットン教授に「君は俺達を今日は何時に解放するのかい」と聞いていたのも印象に残っていることである...
中谷宇吉郎 「英国日食班の印象」
...すると初秋(はつあき)の風が芭蕉(ばしょう)の葉を動かして、素肌(すはだ)に吹(ふ)きつけた帰りに、読みかけた手紙を庭の方へなびかしたから、しまいぎわには四尺あまりの半切れがさらりさらりと鳴って、手を放すと、向(むこ)うの生垣まで飛んで行きそうだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...富岡の手を放すと...
林芙美子 「浮雲」
...同様に勝利を手放す...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...何にもまして母親の慈愛深い養育が必要な時に母親に子供を手放すことを奨励するところの施設のせいに帰して...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...いまやそろそろ地球をみたす人間社会により広汎な人間性を解放する民主の形態が出来て...
宮本百合子 「現代の主題」
...人間をその良心から解放するのが目的で...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...同様に手を放すと...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
