...鳩は何日頃放したらいいか君に訊いておいてくれ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...信一もなか/\放さない...
谷崎潤一郎 「少年」
...我れに不利なれば無理をも言ふの傾向あればなり其放膽不諱...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...賤夫馬を草の間に放つもの相集まり...
長塚節 「草津行」
...手に持った新聞紙を放(ほう)り出(だ)してすぐ挨拶(あいさつ)をした...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...ある時は神社に放し飼の鳩(はと)をどうしても宅(うち)へ持って帰るのだと主張してやまなかった...
夏目漱石 「道草」
...再ビ娑婆世界ニ出デヽ縦放不羈ノ身ト為ルヲ得タリ...
成島柳北 「祭舌文」
...窓をあけっ放す度胸は...
野村胡堂 「胡堂百話」
...何時でも玄関には錠を降し放しにして置くんだよ...
牧野信一 「南風譜」
...領内より追放という処置に対して...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...血に渇(かっ)したる喜三郎の兇刃に接して一糸一髪(いっしいっぱつ)を緩(ゆる)めず放たず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...夫人は草花を分けて扉の錠を放ち乍(なが)ら「今年に成つて一度しか来ないものだから」と云つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...伊兵衛の命を狙ッて放ったものに違いない――はっとした咄嗟(とっさ)に...
吉川英治 「江戸三国志」
...ところが、さすが袁紹の帷幕(いばく)、よほど鬼謀の軍師がいるとみえ、地の底を掘って、日夜、坑道を掘りすすめ、とうとう城中に達して、放火、攪乱(かくらん)、殺戮(さつりく)の不意討ちをかけると共に、外からも攻めて、一挙に全城を屠(ほふ)ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...もう少し放っておかれたら片臂は廃物となさるしかなかったでしょう」関羽は初めて華陀の顔を振り向きながら...
吉川英治 「三国志」
...弔華(ちょうか)放鳥...
吉川英治 「三国志」
...放してもくれよう」捕虜の多賀菅六を馬の先に歩かせて...
吉川英治 「源頼朝」
...障子をあけ放つには少々寒さのきびし過ぎる今日の日和であるだけに...
若山牧水 「樹木とその葉」
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