...擯斥等の表情は見受けないような気がする...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...名誉の絶頂から擯斥(ひんせき)の谷底に追い落され...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...多くの場合に創作者の心理分析に傾いた評釈はいわゆる「うがち過ぎ」として擯斥(ひんせき)され...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...しかしてまた傍観者のこれを擯斥(ひんせき)せざるのみならず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...これらの船を冒昧に排擯(はいひん)し給わば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...マレンゴーの剣は擯斥(ひんせき)すべきもので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もしわれらの如き文学者にしてかくの如き事を口にせば文壇は挙(こぞ)って気障(きざ)な宗匠(そうしょう)か何ぞのように手厳(てひど)く擯斥(ひんせき)するにちがいない...
永井荷風 「日和下駄」
...カーライルはこのクロムウェルのごときフレデリック大王のごときまた製造場の煙突のごとき家の中でクロムウェルを著わしフレデリック大王を著わしディスレリーの周旋(しゅうせん)にかかる年給を擯(しりぞ)けて四角四面に暮したのである...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...人からは擯斥(ひんせき)される...
夏目漱石 「野分」
...長官に対して不従順全体今度の亜米利加(アメリカ)行(こう)に就(つい)て斯(か)く私が擯斥(ひんせき)されたと云うのは...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...清(しん)の康煕(こうき)帝が明(みん)末の遺臣(いしん)を擯斥(ひんせき)し...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...この敵方の人物を擯斥(ひんせき)せざるのみか...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...其様(そん)な不見識な事は私の尤も擯斥(ひんせき)する所だったが...
二葉亭四迷 「平凡」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...然う云ふものの教育する所が彼等に喜ばれなく却て擯斥せらるヽに至るのは寧ろ當然である...
松本文三郎 「印度の聖人」
...直様(すぐさま)釈す事はならぬが六ヶ月間人間界へ擯出しようと言ってやがてかの二竜を竜宮から追い出した...
南方熊楠 「十二支考」
...一汎(いっぱん)に魔法家と擯斥(ひんせき)されて陋巷に窮死した...
南方熊楠 「十二支考」
...友達に擯斥(ひんせき)せられても...
森鴎外 「雁」
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