...拔擢(ばつてき)して之を用ふ...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...そのすべてに擢(ぬき)んでる男体は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...多くの学者のなかから擢んでられて東宮侍講となったが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...そもそもこの青砥左衛門尉藤綱を抜擢(ばってき)して引付衆(ひきつけしゅう)にしてやったのは...
太宰治 「新釈諸国噺」
...推薦抜擢して軍師...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...幸民は特に理化學に擢んでてゐたといふ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...侍従武官にすると云ふ事はニコラウス第一世の時代には陸軍の将校として最も名誉ある抜擢であつた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...それへ新に抜擢されたのは山本忠彰と菅伝氏が権大参事...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...酒月の娘は四五年前から「夕陽新聞」社長の幸田節三に囲われているので酒月はその恩に感じ何かにつけて「夕陽新聞」に忠勤を擢んでてやろうとした際であったから...
久生十蘭 「魔都」
...補祭の上席に抜擢された幸福さに...
牧逸馬 「双面獣」
...林述斎の墓誌に、「遂以天明四年、賜謁大廷、尋而執技出入城中者数年、至享和元年、擢入西城医院、叙法眼位」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...辻元冬嶺等の没後に幕府の擢用を蒙り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...どれよりも擢(ぬき)んでゝ...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...暴君たちは自分が不正に抜擢重用した者どもの手によって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それらに代ってまったく新たな系統の人物が抜擢されたこと...
山本周五郎 「思い違い物語」
...お館の御抜擢(ごばってき)だ...
吉川英治 「上杉謙信」
...新しく抜擢(ばってき)された一将校の彼に注(そそ)がれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...格別な御抜擢(ごばってき)かと...
吉川英治 「新書太閤記」
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