例文・使い方一覧でみる「擅」の意味


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...彼れはまに自然を切断する...   彼れは擅まに自然を切断するの読み方
有島武郎 「描かれた花」

...歡樂をにする事ができるのだから...   歡樂を擅にする事ができるのだからの読み方
泉鏡花 「お花見雜感」

...必らずしも哲学研究の場とするにも及ぶまい...   必らずしも哲学研究の擅場とするにも及ぶまいの読み方
市島春城 「読書八境」

...「まどき」が盛んに『読売』の投書欄を賑わして殆んど独場(どくせんじょう)の観があった頃...   「まどき」が盛んに『読売』の投書欄を賑わして殆んど独擅場の観があった頃の読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...伊藤侯は憲法立案者の名譽を獨し得可し...   伊藤侯は憲法立案者の名譽を獨擅し得可しの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...伊藤侯は憲法立案者の名誉を独し得可し...   伊藤侯は憲法立案者の名誉を独擅し得可しの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...独り我輩の怪む所は一百余の代議士を有する大政党が斯くの如き醜怪なる人物をしてまに其党規を紊乱せしめて憂へざること是れなり...   独り我輩の怪む所は一百余の代議士を有する大政党が斯くの如き醜怪なる人物をして擅まに其党規を紊乱せしめて憂へざること是れなりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...間髪を容(い)れざる完全の一致より生ずる享楽を(ほしいま)まにする事ができんのであります...   間髪を容れざる完全の一致より生ずる享楽を擅まにする事ができんのでありますの読み方
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

...之を明治の社会に応用致し候わば所謂(いわば)禍(わざわい)を未萌(みほう)に防ぐの功徳(くどく)にも相成り平素逸楽(いつらく)を(ほしいまま)に致し候(そろ)御恩返も相立ち可申(もうすべく)と存候(ぞんじそろ)……」何だか妙だなと首を捻(ひね)る...   之を明治の社会に応用致し候わば所謂禍を未萌に防ぐの功徳にも相成り平素逸楽を擅に致し候御恩返も相立ち可申と存候……」何だか妙だなと首を捻るの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...彼が瘋癲院(ふうてんいん)中に盛名を(ほしい)ままにして天道の主宰をもって自(みずか)ら任ずるは恐らく事実であろう...   彼が瘋癲院中に盛名を擅ままにして天道の主宰をもって自ら任ずるは恐らく事実であろうの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...時には自国の者が徒党を組んで同胞から掠奪を(ほしいまま)にすることさへあつたのぢや...   時には自国の者が徒党を組んで同胞から掠奪を擅にすることさへあつたのぢやの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...(ほしい)ままに跋扈(ばっこ)する優勝劣敗の自然力を調節し...   擅ままに跋扈する優勝劣敗の自然力を調節しの読み方
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」

...何といってもここは故人圓右の独場で...   何といってもここは故人圓右の独擅場での読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...一世の栄華を(ほしいまま)にして...   一世の栄華を擅にしての読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...われらは十二使徒と(ほしいまま)に見たてしてのわれぼめ...   われらは十二使徒と擅に見たてしてのわれぼめの読み方
森鴎外 「うたかたの記」

...不断は空想が大胆な翔(こうしょう)を(ほしいまま)にして...   不断は空想が大胆な翔を擅にしての読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...手のつけられない乱行を(ほしいまま)にした...   手のつけられない乱行を擅にしたの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...新しい曙光は(ほしいまま)な美と享楽とに充ちた世界を照らし初めた...   新しい曙光は擅な美と享楽とに充ちた世界を照らし初めたの読み方
和辻哲郎 「転向」

「擅」の読みかた

「擅」の書き方・書き順

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